日波はこの投稿作品一覧
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窓から差し込む朝日が眩しくて
今日も僕は逃げるように顔を覆う
この世の目が怖くて
この世の言葉が怖くて
「こんな世界なくなっちゃえばいいのに」
そんなことばかり考える毎日
目は口ほどに物を言うなんて
実感したくなかった事実
悪意は好意以上に分かるんだよ
ひそひそ話される言葉...存在
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瞼を閉じてそっと胸の内で呟いた
分かってる、分かってる
これは勘違いなんだと、何度もそう言い聞かせて
結局わたしは逃げていただけなの
たった二文字の言葉を舌に乗せるのが
その感情を認めてしまうのが
怖かった、それだけなんだ
「好き」って言えたら君の隣にいられたかな?
隣で笑いあえることを許されたのか...臆病者の小さな恋の終止符