華水の投稿作品一覧
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361°
「ただいま」って呟いた
誰もいないこの部屋で
僕らなら大丈夫だって
嘘ばかり重ねて
この世界をひと回り
だいぶ遠く歩いたようで
でも何にも変わらない
沈んでいく光照らす
街だけ ただ 笑って また...361°
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ANSWER
「誰もが自分を持てたらいいよね」
不完全とわかってて
誰かに伝えようと
君はそうやって
答えを逃げよとするんだ
自分守ろうと
導いた値が何だって
誰も笑いはしないから
君なりの答え 僕に教えて...ANSWER
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問う今日
[A]
15両編成の列車が行き交う 憂鬱をまとって
他愛ない噂は君も聞き飽きて 泣き出しそうだ
[B]
誰かに告げた約束と 不器用なあの笑顔
戻れないと 沈む夕日を胸の奥にそっと仕舞った
[S]
私は何処へ行くのと問う今日
生きてる訳も探せぬ東京...問う今日
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NotSmallWorld
It's not small world
君の見てる幸せだって
いつの日か星を降らせるの
Let's go 明日も笑えるよう
祈りささげた夜空に
愛が浮かんでいるの
[イントロ]
I don't care 嘘を重ねる悲しみも
雨が上がれば前に進めるの?...NotSmallWorld
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好きでした(仮)
思い出だっていつか忘れてしまうの? なんて
君を見てると悲しくなって
心が痛むよ
本当は気付いてた春
何もが輝いて見えた
素直になることすらできず
君を遠ざけてしまうんだ
ずっとずっと 好きでした
君に伝えられない言葉...【応募用】 好きでした(仮)
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君に会えたら
泣き出しそうな両手握って
まだ暖かい僕に気づいた
繰り返す時 振り返る時
思い出すのは笑うその顔
僕らどこまで歩いてゆけばいいのかすらも確かめぬまま
ただ繋いでた 不確かな今だけを信じた
いつか時間は幾万の星 夜の帳に打ち上げるだろう
もう君のいない不確かな今だけを照らして
春が来...君に会えたら
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atelier / アトリエ
降り注いだ光の雨
誰もいない部屋に積もってた
夕暮れ空 笑う人を
見て泣き出した僕だった
ふりむけば また離れられない
そんなことを言い訳にしても
足を動かせるちっぽけな勇気
それさえももう なくなったんだ
君の思い出積もるアトリエ 最後の一枚の風景...atelier / アトリエ
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「君に、ハロー」
君にハロー、お元気でしょうか?
何時の間にやら時が流れ
大人などならないつもりで
気がつけば少し年を取った
不器用に生きる様に
僕もまだ元気ですよ
何回も繰り返す
日々がまた生まれました
君の笑顔は全然変わってないね...君に、ハロー
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誰かの気持ち
ずっとずっと想ってる
消えそうな神頼み
そっとそっと笑ってる
その横顔追いかけて
夏になり波の騒ぐ頃
思い出ひとつ
涙こぼれた
二度と戻れない空
誰を包んでゆくの?...誰かの気持ち
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日常の場所
晴れてるはずの空
見上げても青空は見えない
こんな日常に慣れて漂う
ねえ僕ら出会ってから
もういくつの雪を見たっけ
そんな疑問さえも答はない
遠くに来たつもりの景色は馴染みすぎて
忘れそうな此の場所を
ただ 楽しむだけ...日常の場所
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平行線
「誰かの息が晴れた空を白い雲へと変えた」と云う
交わることがない世界で
ひとりごとを搾り出した
或る日は嘘に縋り付いて
或る日は嘘を縛り付けた
本当の意味など何時までも
残りはしない
遠く駆け出した 何もかも捨てよとして
そしてまた気づいた...平行線
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雨音
外は大雨 中は洪水
どちら選ばんせ
僕を追い詰める
きっと大雨 続く雨音
いずれ構いません
僕は関係ない
お辞儀を済ませたならばふたりは知り合い
愛とか語りませんか? そしたら仕合せ
君は興醒め すでに閉じた眼...雨音(没作)
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醒めない街
醒めない街 誰か叫ぶ
返事もないのを知って
醒めない街 雨が堕ちる
作曲者なんていないんだ
醒めない君は涙こぼす
楽しそな顔をして
醒めない君の頬に触れる
小説家なんて消えたんだ
不器用なラブソング贈ろうか...醒めない街
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期間限定宵騒ぎ(仮)
「君に負けるのならば死んでやろう」と云う雑踏の中
君によく似た顔の気障(きざ)な役者
期間限定の恋
流行りのダンス覚えるばかりで
常識なんてさよなら
今更始まる宵騒ぎ 作って崩して崩して作って
意味ないことなど無いのです
祭りのあとなど後の祭り
「合いの手入れたげるわおひと...【応募用】 期間限定宵騒ぎ
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Clotho
朝に消えてゆく星がポツリ
君にささやいた
「ねぇ、なんで。
僕はいつも繰り返し
生まれてゆくのかな?」
考えて さり気ない嘘をついた
君を守るため
ねぇ、なんで?
自分も誤魔化せないのに...Clotho / クロト
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「逃亡劇」
好きという言葉を
使いすぎた気がする
今日日の夢の跡
世間体が邪魔をする
片道の悦びも是とすることで仕合せ
もっと遣わせてね 肌をすべるよに
有事の段階はもうこれ以上きっと存在は皆無
能書きの壟断は始終管を巻いて
逃げてゆくの...逃亡劇
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夜に
傷ついた夜が涙を流し
麗しき朝を覆ってしまう
傷ついた僕は布団の中に
麗しき今日を隠してしまう
会いたいの ねえ
不自然な鼓動が
指先に落ちて
花が開いた
沢山の意味を見つけようとして...夜に
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歩行街
歩行街は雨の帷(とばり)
傘の中はふたりきり
僕の鼓動揺らす貴方
雨を待つ眼震わせる
選挙演説者の
際どく奏でる音
眠くなってきたの
お借りしてもいいですか
僕、世界中に叫ぶ...【応募用】 歩行街
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地下鉄にゆられ
手に入れたものを
ずっと自分のものだと
思っていたんだと
考えてみる
ひるがえった事に
今もわからないまま
苦汁を飲んだふりを
演じてみる
誰もいない...地下鉄にゆられて
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渡り鳥
渡り鳥は羽を休め
久しぶりの景色に囀(さえず)る
休める場所など誰も探せない
街並へと何か落ちる
「もう誰も縛り付けないから」貴方の言葉が
僕の両手に突き刺さる 杭に変わる
もうどこにもいないのにな
そしていつか僕の命...渡り鳥
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(題名未定)
バラバラな深呼吸
溢れ出しそうな気持ち
止まれと言われても もう
ゼロ距離 とても間に合いません
なんで昨日よりも明日よりも
もっと大切な今日を
両手で包み込んで
今思うことすべて離ればなれ
きっとそっと1人考えられない...応募用没作(題名未定)
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仰向けランデブー
仰向け 空を捕まえよ この街で
どうしてだろう泣き出しそうな心を
包んでいく
懐かしいとか愛してるとか そんな
流行りものの飾りは脱ぎ捨てよう
青空 高くて 深くて
ただこう 横になって手を繋いで
ねえ 君と一緒にいたいんだ
日々は蜉蝣(かげろう)...仰向けランデブー
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ひとりきり
いっそ閉じ込めてしまえ
入り口のない狭い四畳半
僕は一人になりたくて
今独りきり
いつまでも続いてく
独り言は出口失くし
気づいた時はもう
窓の外何も見えない
僕が生きて君と笑った...ひとりきり
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[It isn't] The Last Lie
心に薄く降り積もった君の痕
いつからだろう何も見えなくなってた
どこかにポツリ落とした言葉の束
今も探しきれずに 何を紡げばいいの
会いたいだとか 寂しいだとか
答えを分かるほどは大人で
知らずに空いた誰かの両手を
覚えているかな?
最後くらい 涙見...[It isn't] The Last Lie
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ピーマン
泣き止んだ雨といつかみた涙
同じように 僕を濡らす
「それでいいんだ」と
強がって呟いた言葉は消えていく
名前なんて知らないけれど
確かに感じるもの手に入れたら
ピーマンのように
苦い思い出を噛み締めて
君のもとへ届けられるだろうか...ピーマン
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雨のメロディは続くよ
落下傘奴(らっかがさめ)の雨続く通り
道化たちの囁く甘い声を
賑やかだと思うことさえも
懐かしいよ 僕はもう帰れないの
いつかは泣き止む灰色の空
見上げられるだけいいかな
恋が残した 君への思い
悲しいときも僕は大丈夫
雨のメロディ続く日々も...雨のメロディは続くよ
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題名未定1
都会の電車はすでに運休表示
行き場を無くした僕は人ごみの中
ケータイ片手にニュース眺めていた
もう夏が終わるってのにどうでもいい
いっそ連れてって 僕の思い出を
そして何もかも 忘れるならいいのにな
灰色のビルのよなこの空の下
誰を思い誰のために泣けるのだろ?
明日になり晴れ渡るあの空の...題名未定1
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歌をきかせて
「今、心で叫ぶボクのこの声は
あなたに聞こえてますか?」
懐かしい日々思う 1分1秒さえ
大切に抱えて過ごすだけなら
多分まだ歩けるはずなのにな
いつものように歌をきかせて
その声だけがボクをささえる
無茶苦茶言ったり困らせたけど
あなた以外を愛せはしない...【応募用】 歌をきかせて
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「エンゲラヴ」
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人ごみで手を繋ぎたくて伸ばす右手
少し震えてるようだけれど
まだ 1人ぼっちで
なぜか切なくなるような優しさの裏側
それさえも意味ないなんて笑おうか
君がそばで俯く夜空の下で
今宵花開くエンゲラヴ
湿る髪 ほほに触れて...エンゲラヴ
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「おはよう君のいない朝」
君がいない朝の景色 僕が告げる言葉――
時を刻む夜に思うほどに切なくなる
「起きなくちゃ」なんて
こぼれる声は 小さすぎて
早く 僕は1人でどの音信じればいいのだろ とか
好き とか 教えて
1歩1歩進むたびに なぜか思い出します
「抜けださなきゃ」
離れたくない夜の空...おはよう君のいない朝
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Hypocrites
変わり続ける日常に
残された僕は知らぬまま
音楽だけ流れてく
何時かの何処かの誰かの歌
終わりのない旅の途中
どこにいるかさえわからない
名前のない足跡が
世界を塗りつぶす中で
そうきっと 君の言う事繰り返すだけで...Hypocrites
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蝸牛
君が涙流すとき そばにいてあげる
雨に一度降られたら 涙は見つからないだろ
歩いているのに変わらない
景色見上げて息を漏らす
止めようなんて思いたくない
信じてきたその場所へ
一歩ずつでいい
ゆっくり君と登り続けていって
雫に濡れる木の葉から...蝸牛
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野良犬のステップ
僕が1歩目を踏み出す時
君たちは遙か遠く遠く歩いている
そんなに急いでどこ行くんだろう
君が1歩目を踏み出す時
僕はまだ準備運動している
何もない場所で躓かないように
空き缶被った街路樹で
茂みの中の野良犬
膝に手を添えて待っている...野良犬のステップ
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緩衝材
僕は緩衝材 まるで相談会
君はそうなんかい?
君もそうなんかい
彼女凸面鏡 彼は凹面鏡
僕は三面相 実は大怪盗
このまま終わらせてしまおかな
僕の存在は消してしまおか
曖昧理論3分論破
会いたい理論3分もった...緩衝材
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君のモーション
会いたいよ、ねえ。口から漏れた息
集まってまた心に雨落とす
馴れ合いの人形劇は
もう流行りじゃない
楽しいこと口を噤むのは
もう止めた。
君のモーション
私のエモーション刺激する
踏み出せないその理由は...【応募用】 君のモーション