crude

あぁ 嘘に塗り固めた
あぁ 見えないフリをした
描いていた姿掻き消して
めぐりくる夏の夜に共鳴した
平気なフリして笑って逃げ込んだ八月

aloud

夏、夜空にかかる雨とゆっくり前に進む足跡
冬、夜空にかかる星と夢見た未来が重なってた
何を信じて生きればって悲しくて立ち止まったまま
朝を迎えていた
離れてく人 廻ってく歪んだ声

雪色。アイカ

巡り続ける また1ページ
消して破って落とされる
無彩色って笑われちゃって
それでも書き記した
重ねたページ見て逃げ場失くして

常夜。メイレン

期待する事もやめた
期待される事もなくなってく
何処かで強がっていては
触れる感覚さえも見失ってく
夢の終着点を探し続けていた

九夏。アイサビ

通りなれてる駅からの帰り道 近くにあった
君は花屋で足を止める
今まで気にもならなかった場所だけれども
君は一つ一つに夢中になっていた
そのたびに気づかされる事も多かったんだ

ヤミヨカエラ

街は輝く ベルの音シャララン
静謐な中で闇夜照らされ 東雲を待っていた
忘れゆくパレード 忘れゆく君の姿
これでよかったって微笑んだ
繰り返す時間の中で今夜だけは特別な夜

立夏。キキョウ

「例えばもし 別の世界で出会ってたら
この先も手を 重ねて隣にいられたのかな」
突然の言葉に僕は我慢していた涙が溢れ出した
これからもずっと一緒だよって
それしか言えなくて強く目を閉じた

三冬月。雨と0時

またいつも通りの日に戻るだけさ
恐れないで 自分に言い聞かせた
冬が映る 街で二人時を切った
息切らし 君と見た遠い話 忘れないから
ねぇ 叶うならばもう一度だけ君と

ココロアンサー

僕達の願いは簡単に破り捨てられていたんだ
それが現実　確実　出来レースみたいなもんだろ
10年前
そこには穢れない場所があった
並木道　華の道　歩くほど先が輝いて見えた