「例えばもし 別の世界で出会ってたら
この先も手を 重ねて隣にいられたのかな」

突然の言葉に僕は我慢していた涙が溢れ出した
これからもずっと一緒だよって

それしか言えなくて強く目を閉じた
どうかお願い 君を苦しめるすべてが僕の所に・・

近くに君を感じる
耳元から聞こえる君の泣き声が悲しくて
「とても幸せでした」
最後まで君は僕に想いを伝えてくれた 夏の日

子供のようにいつも笑顔で笑ってたね
僕が飽きないように話を続けてくれたね

いつまでも変わらない君の心
甘えていたのは僕の方だった
ごめんね

待ちに待ったお祭りの日
「金魚すくい来年こそは負けないからね」って
君は言ったのに・・

遠くに君の声がする
「泣かないで 約束守れなくてごめんね」って
消えそうな声で
一年前に戻れたら今以上に手を繋いで
後悔のない時間を過ごしたかった

もしまた違う形で出会えたとしたら
君はまた笑顔になってくれますか

二人過ごした時間はもう二度と繰り返さないけれど
かけがえのない瞬間でした

二人の想いは散っていき
僕は一人残されていた
目を閉じた君をただひたすらに見つめていたんだ
僕もとても幸せでした
君の目から最後の涙が落ちた
本当にありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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立夏。キキョウ

「三冬月。雨と0時」よりずっと前の事。

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投稿日:2016/04/12 20:31:21

文字数:528文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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