nanane

最低限の生活が僕を待っている
故に、冷めたコーヒー湿ったシャツと
最低限の生活が僕を待っている
you and me靠れ掛かったままでも
よかったのに
大抵の事象は全部「仕方ない」で
そうやって生きてきたせいか
大体の衝動に全部抗ってしまって
満たされない夜ばかり浮かんで
君は、最低だと言った...

屋上の果てに立っている
人生に一寸疲れた少女が
その足一つ踏み外せば
その命はすぐに亡いものに
夕景はすでに迫っている
人生に一寸疲れた少女の
その背中確かに押して
揺らぎながら移ろいながら
カラスが鳴いた
少女は微笑んで...

【命からがら】
代わる代わる
墜ちていく
見えないまま一人きり
街のはずれに向かいがてらに
あの日のこと思い出す
夢に変われど蝕むこころ
忘れることなんてない
ああ鳴り止まない悲鳴と銃声
大概はスキップして...

【夜行性】
朝がやってくる
また止まってく
さよならで終わっていく
夜が去っていく
愛を捨ててく
忘れてください
どうか
旬が過ぎていく
皆変わっていく...

【fastlast】（ファーストラスト）
最低な日々だった
最近の話のこと
最初で最後の
夏が始まった
精いっぱい歌った
精いっぱい奏でた
誰一人聞く耳
なんてなかった
涙零れる暇すらない今日...

《エンドロール》
夜空に浮かぶ星空が
哀愁大衆大喝采
夢見た未来が来たのにね
そう遠くも近くもない
優しい言葉で飼いならし
愛情劣等大渋滞
心と心のテレパシー
通うのはいつの日か？
騒々しい日々の中で...

【ディストレス】
（Aメロ）
声を枯らして
何かを叫べば
僕の明日は
なにか変わってたでしょうか
口にしなれば
伝わらないけど
もうどうしようもないか
諦めの言葉で心を埋めて...

《ミラー》
鏡に問うわ
私はだれ？
おとぎ話のように
答えてよなんて。
世界はひどく狭いようで
誰かを痛めることで癒されている
荒波に飲まれぬように
ただひたすらにご機嫌取りの毎日
生きる価値を知らないまま...