《ミラー》
鏡に問うわ
私はだれ?
おとぎ話のように
答えてよなんて。
世界はひどく狭いようで
誰かを痛めることで癒されている
荒波に飲まれぬように
ただひたすらにご機嫌取りの毎日
生きる価値を知らないまま
1か100しかない世界で
43は拒まれて
ただひたすら擬態していくの
許しを乞うように
何のためかわからない
ねえねえ鏡よ鏡
私はだれなの?
答え何てあるはずないよね
ねえねえ他人さん
誰でもいいから
生きる意味を教えてよ
私のいる意味教えてよ
何もないなんて言わないで__
知らぬ存ぜぬで移り行く世界
何もないのね
傷跡は癒えないの
馬鹿みたいに足掻いている__
白か黒しかない世界じゃ
どちらにもなれなくて
ただ漠然とどちらかにあこがれて
どうしてもどうしても消えゆくの
自分という存在自身が
何の意味もない霧の奥へ
ねえねえほんと誰でもいいの
私のこと教えてよ
答えはきっともうどこにもないの
ねえねえこの先どうなるんだろ
もはやもう、もう、もうどうでもいいね
さんざんな人生の終点へ
足をはやめてく。
ミラー?私はどこへ__?
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