タグ「曲つきました!」のついた投稿作品一覧(27)
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「ここが天国だ」ってくらいに 暖かい部屋 夜は明け
なぜか今なら歩き出せる 嘘みたいに 寂しくない
身から出た錆 溶かす闇 私の代わりに 君に笑ってほしい
目覚めたばかり
生まれたばかり
久しぶりなの こんな気持ち
君にできた影を 夜に返して
溢れるほどの 夢で隠して
どうせ間違うならば 灰に...明る闇
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夜には 月が出るように
生まれてすぐに 名前をもらうよ
指を指されることが 無いように
誰でも あなたを呼べるように
(夜には月が出る)
何年経っても
(夜には月が出る)
どんな事 起きても
夜には月が出る
塞いだ胸の蓋を照らす...I am oon
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永遠をあしらうように
軽い足取りで 急ぐ
ゆるやかな昼下がり
海底よりもっと深くを
熱い尾びれ 泳ぐ視線
愛にしろ恋にしろ同じルーツか
わからないけれど好き
金の海 銀の舟 心は錦...アララト絵巻
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草の匂いが青く濃い
ほったらかしの畦道を出て
道路を横切って帰ろう
橙の空が向こうから来てる
冬はどんなに寒かったか
毎度忘れる夏の事
傾いた心の端に
君が座るから
私も端に座ろう
シーソーなんて久しぶり...日暮れまぐれ
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右手に持った受話器からは
雨音だけが降ってくる
どんな理由で
なった現状も
紐解かれれば
また結び直せるはずだった
右手に持った受話器からは
沈黙だけがすすり泣く
内鍵を閉めた貴方の
声を聞けたらな...受話器
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穴があったら入るから誰か
スコップで土をかけて
簡単なきもちの答えは
四捨五入して そっぽむく
うまくいかない まずいとき
鼻歌 歌うよMakrokosmos
愛も変わらず ひとりきりなんて
Makrokosmos ここはどこ
セピア色の虹を見たって誰か
言ってふざけていたけど...Makrokosmos
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眩しい空から 来た光
当てられて
少しずつ変わる自分に
気を許すな、目を合わせるな
靴底に雨がしみて
歩く速度が落ち込む
真昼 天気雨 嘘と真
ああ 膨らむばかり
真夜中は
いつもと違う 色...青枯れポーチュラカ
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嫌われたくないと思っていたのに
今はそんなの、どうにでもなれ どうにでもなれ
ぽっかり穴が開いたみたいだ
だからって 泣いたりはしない
空を飛ぶ鳥を
水面に浮かぶ魚が見て
憧れることはない
鳥は海を泳げないから
自分を捨ててまでも、
気丈に振る舞わなくていい ...出発進行!
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放っておいたストレスは
もうすぐ この家を出てゆくだろう
失くしたパーツを拾いに
それが意思表示になるだろう
時計の針が 僕らの歩幅と
合わない速度で進んでく
溜め息のこもった街に
赤い風船がのぼってゆく...ハーフメイドのペーソス
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うたた寝を切り取って
やっと今日が始まると
想いを散りばめていき
高く重く降り積もる
カップに雪をすくいあげて
ティータイムは冷たい味
ホコリを吸って降る雪なら
ティータイムは大人の味
窓を白くまぶした 季節の最後
白紙のページが用意された...白紙のカフェ・ラッテ
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程度をすぎれば 白線の向こうで
君が笑って手をふるから
駆け寄ってみれば レプリカだったらしく
君は笑顔を崩しやしない
交差点で踏み外して
空に落ちてく 世界が転がる、転がる
ボロボロなココロ 見せて
泣いてしまえば 傷口ふさがる
山際に沈む
窓際を叩く ...オレンジレイニードロップ
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息を合わせ 吐いた言葉
ずっと前の 世界を見てる
とても不思議な気分
浮かぶ月影
君を連れて外へ出掛け
この街を見渡して
夢を見捨て空を見上げ
カラッポになるんだ
いつしか 今さえ忘れて
もぬけの殻のように...ノライヌノート
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雲の上で寄り添った
星と月と空気
飛行機のって 辿り着いた
夢の中の世界
口笛の 泣き声を
聞いていた 少しずつ
落ちてきた 一粒に
ランプの火が消えて 朝になるまえに
ちょっとだけ 歩いてきませんか?
知らない間に灯る 想いは吐き出そう...夜空の知り合い
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放り込んだ Washing machine
ワンコインでぐるぐる
昨日の自分洗う
「When end? stay Underground!」
まるまる丸めてポイポイ投げ捨て
すみずみ汚れをきれいにしたって
排...Launderette Room003
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古き良き懐かしき声を聞き
振り返り 顔を見れど のっぺらぼう
もいちど会えば思い出せる?
電話帳のように記憶があっても
ほんと探すのって大変だよね
掛けたい番号は 心に残してる
あなたの電話番号も
繋がらない数字になっても
ねえ、声を聞かせて
覚えてるのにも限りがあるの...your voices.
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四つ葉 探し歩く
熱い日差しの下で
流れる川 静かな小道
木影抜け あの
君の家へ行くから 待って
小指の約束 まだ知らない
目に映る 夏の日
日焼け知らずの 白い肌を
今も 覚えているの
陽だまり 寝ころびながら...こもれびのヒミツ
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街との間にミエナイ シラナイ
壁を作ってさよなら
サヨナラ
したいけれど、できないんだ
この世界で一番いらないものが
君の泣く姿と僕の弱い所
足をとられてつまずくばかり
昨日も明日も 泣いてばかりで
君を幸せにする人になりたい
夢にしがみつく 朝には振りほどかれようと...ココロノコリ
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頬に触れた雨 そのまま
黒い影を残し落ちる
干からびた心だから
涙枯れたと思ってた
昨日もね
明日だって
一人きり
彷徨って
遠い空 雲が覆う
黒い雨を零してる...Black Drop
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ひたすら長く続く壁に
沿って 走って ぶつかってみたり
過去から遠くきこえる声
もっと 近くで 聞けば分かったの?
額を撫でると 喉を鳴らした
それが今は霞んで思い出せない
見えない気持ちをいつも
手に余るほど 抱えてきたの?
水の音を奏でて
君だけの名前を紡ぎ...おかえりアットホーム
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コンペイトウの 涙
甘い甘い 電子音
夜のネオンは 静か
寝ぼけた 宇宙飛行士
まぶたの裏には
星たちの瞬きが
君に会いたいけれど
何億年もかけちゃ
それこそ 待ちくたびれ
また私 落ちこぼれ...Sugar plum
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雨上がり 伝う雫が
傘をすべり落ちるように
途切れたまま 終わりそうな
水たまり 映る人
人混みに 埋まる あらすじ
エンドロールは誰一人「いない。」
消えていくなら それなりの
エンディングを用意して
君という人に
焦がれて 泣いても...からっきしの傘
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キャンディーの包装を剥がすように
君は 嘘を簡単に見抜いて
だって嘘も本当かどうかも 誰も知らないんだから
すなおな言葉は嘘くさい上に
猫をかぶっているように 聞こえるさ
雨が降り続く 軒下の猫
遠く耳をすませば 誰かの話し声がする
さぁ親切な屋根に挨拶して
ぬるい布団で休もうよ
シャンデリアの鋭い...猫の雨宿り
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「夢」と一言 呟いて
目覚めの悪い朝を迎える
コンクリートは踏まれつづけて
平らになったわけじゃないはず
戸惑いとお情けと
無意識の 混ざった意識の中は
空に近づいて 遠のいて
行ったり来たりで せわしなくて
迎えに来て 帽子をぬいで
それだけで救われる心が...雨だれに酔い虹
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小判色の夕焼けを背に
とっくに過ぎた時間
心もとない木枯らしが
音のならない財布に当たる
お気楽に 体たらくに
暮らしたい 暮らせない
空に投げた鉛筆が
尖った先から落ちてくるよ
でもペンシルロケットは
尖った先を月に向けるんだ ...ペンシルロケット
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ありふれた 約束だけど
朝から夜までに いつか
その眼に映ったとしたら
またお相手を してくれる?
(間奏)
昨日より ずぶ濡れの道
カタツムリのように 歩く
足がもつれた時こそが
最後の別れの挨拶
見つかった~?...星のワルツ
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つま先で立ち上がれたら
その先はなにをしよっかな
バランスが崩れる前に
だれかの肩を貸してほしい
ありふれたものが無くなれば
そこら中 個性のかたまり
そんなの全然違うじゃない!
(目を覚まして!)
ここにいるよ (ちゃんといるよ)
一生に一度は何度でも...ゴミ箱を空に
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空色 水色 薄い青 呼び方はいろいろあるよね
そんなの全部同じでしょって 冗談通じない人だねぇ
つまんないジョークも必要さ
生きていくための潤滑油
雨の中一人で踊りだす
世間体なんてCapriccio(狂想曲)
屋根のないような家に住んで
冷たい雨を受け入れよう
眠いなら寝て 疲れたら休む
自由気ま...自由気ままのB級人生