彩間 アルコ AYAMA ARUKO こんな歌詞書きました。 http://www.nicovideo.jp/mylist/17919558 twitter ayamaruko
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諦めることが増えた
知っていることが増えた
予測をして満足している
とても平和
井戸を眺めながら蛙が飛び込んだ
君の傷をみた時
君の傷に触れた時
とても嬉しくなっちゃって
とても楽しくなっちゃって
僕は僕がおかしいんだなぁと...蛙
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思い出が無造作に積まれてく
ビールの空き缶は増えていく
いつかこれで足を切るだろうな
なんて考えて不意に笑った
それで思い出す顔があるなんて
さぁでかけよう
朝焼けに全て隠される前
青空に全て焦がされる前
”なにも残らなかった”と嘆く君の
”何か”になりに行こうか...アンチヴァレント
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もしもそうだというのなら
だからどうだというのだろう
雨のように世の中(せかい)が降り注いでくるのなら
誰(た)の腕が抱きかかえてくれるだろう
所詮、文字も音も僕らという中身の入れ物だ。
しかしそれがないと、一つの塊は流れ落ちる、崩れ去る。
(流れ落ちる、崩れ去る)
なるほど、その世界のぼくは一陣に...ワントゥーテ
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病的な集中で聞こえた笑顔
全力で思考を閉じた輪
劣化してすり切れるまで
部屋を占めて欲しい
天井(リミット)に届く手を
霧散させる強制拡張
揺れている時、
目だけはやけにだらけていて、
それでいて焦点はひとつ
薄れている、痛みでも戻らない...疾患の名
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知りたいと
君をおもった時には
もう遅くて
遊暴な傷跡が君
僕の好きな作家はね…
「まだ誰の中にも
僕はいないから
見過ごさないで
一緒に写真を撮ろうよ」
思い出したい...一人の写真
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僕らが今知らないこの惑星は
地球を逆さにひっくり返して内側に閉じた
有限の世界だ
誰かの奪いたい時間は
誰かが奪われる時間だ
君の会いたいための時間は
誰かが奪われるその時間だ
本当は舞台の上(ここ)には誰もいない方がいいんでしょ?
君は誰かに奪われたくないはずで
だから少しずつ共有していたいんだ...誰も知らない世界で
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キリトッテ?
ヤキツイテ?
やめてやめてやめて
切らないで
切らないで
切らないで
想像の中でだから平和よ
僕は平和よ
気道まで斬りつけたら
開く、風が、通る音がする...ノイズこれはノイズ
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世間やら常識やら
嫌えば嫌うほど縛られていく
「普通」じゃない事の方が
こんなにもそんなにもむずかしいのにね
今日も窓の外の色が変わるのを見ていた
僕の中には君が根付いている
同じ歳の彼がつくった曲を聞き
回した洗濯機の中身に気を取られながら
また夜になるまで布団の中
久しぶりの寝る前の時間...逸脱できない悲しい男
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目を開けたら
君と行った海への電車の中だった
君はまだ僕にべったりと
暑いのに腕を組んで笑いかける
僕はこの結末を知ってる
見たくないんだけど
君の今僕に向ける笑顔にまどろんでいたい
もしもこのまま時が戻ってね
このままずっと居れたらね
僕は泣いちゃって...(ハリボテ)
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立っていられない。
涙が息になって嗚咽を漏らす
君の溜め息が痙攣しているのを知っている
膝が僕を嗤う
ココナッツの香りは咽せかえるばかりで
染まっていくのを
見ているしかできない
浸蝕されているのを
感じていることしかできない
くるくる回る...感光
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世界の終末を量るために生まれてくるわけじゃない。
ただ単に己の終末を知るために生まれてくるんだ。
死を持って確立する(=変化が無くなる)
自分を積み上げるために生まれてきたんだ。
全てが意のままに動くなんてわけが無くて
配られる手札の如く、反すまでわからない。
きっとこんなことを憂いて居たら
明日の...ハノイの塔を解くために生まれて来たのではない
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予測変換で出会う君に
人工知能を求めた
ならばわかるだろう
二度と変換しない字面
なんど誓って、
なんど願っただろう
そのたびに都合のいい抜け道を覚えて
そのたびに生きるための規定を増やして
過去の誓いはまるで今思いついたように鮮明で
理由が分からないくせに生き方を飛び越えたのは...君の住む町へ
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夏の空、入道雲が涌いている
耐えられなくて雨戸を閉めた
隙間から漏れる光と
殆どの暗がりの中で
安心することはなくクーラーを付けた
右手にも左手にも嵌らない
リングは僕のせいで
重力に負けた真っ直ぐな脊椎が
お前はおかしいよ、と話しかけてくる
部屋の中には沢山の人が居て...雨戸を閉めた僕は全世界を失った
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潜る 扉がない窓がない君の家
何もない君の家
どこへでも行ける二番線の近く
見やる 立ち止まるうずくまる君の顔
何もない君の顔
なににでもなれるES、胚の近く
傷んだ傷に針を刺す
包んだ後になるのなら
傷んだ傷に針を刺す
失くした後になる前に...地下室
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鉄塔に滴った光
そこまで近づいてる
君の正義で染めてほしい
飼い殺されてしまいたい
ミライを相手に戦って
かぶったヒーローはボロボロだ
ほつれてできた隙間から
ブラックホールが顔出した
空の向こうの明るみで
明日が終わりを始めてる...ヒロイック
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スカイツリーセンセーション
機嫌 直して頂戴
そっと 後ろ手を引いて
顔 うかがってみたら
ずっと 遠くを見てたから
それは毎日
つながる螺旋階段
それはいつしか
君に代わるの
ああ とめどない...スカイツリーセンセーション