音楽事務所にてプロの作詞家としての洗礼をうけたのち、フリーとなる。個の力で前進すべく、センスに頼ってきたその男はデータ解析機構を搭載する改造を自身に施した。この「リリック・サイボーグ」は日々アップデートされる独自の作詞理論と高回転の製作ルーティンで最大の筆力を駆動させる。軽くバグっている完璧主義がリライト調整においても一音単位で確かな精度を実現。その腕以外には覚えなくポン☆コツである…燃料は白米とお漬物。ドウゾヨロシク♪(旧名義/NIiZ)
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海を吹く風が 涼しい 10月に
浜辺(はまべ)と波(なみ)の 恋はおわった
渇(かわ)いた心を 拭(ぬぐ)ってくれた けど
わたしの熱も 奪ってい(い)った あのひと
何度も 寄せて 返す うちに
やがて あなたは なびいて
おそくかえって 嗤(わら)って言った
「遊んでたよ」 どこで?
浜辺(は...さざなみ
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ちいさなからだ あずけ
伸びてく背丈を 柱に刻んだ日
褪せない思い出 いつから この心に
「白か黒か」は 迫ってきたんだろう?
つたない文字 ほめられ もらってた、はなまる
その記憶が かろうじて わたしを つないで
やがて「ボーダー」 引かれてあせって それでも走って
ここにあるものは 「できたの...黒白ルーラー
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なぜ 悲しみに 震える.ことを
「不幸(ふこう)だ」って 思.うの?
あなたはどんな 音(おと)を探すの?
幸(しあわ)せの.ベルに
ヒトは、信じる。
名声(めー.せい)を得た ひとたちの語る
「幸福」(こうふ.く)の.定義(てえぎ)
それは、ウソだわ、ウソだわ!
あなたの肩は きょう.だって 震(...しあわせのベル
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「恋でいたずら」 カタ.オモイなさい☆ ワタシ、モ.スキ(い)ト
男の子 うでを広げ 愛のハグ.を待ってる
スキップで キモチおよがす ホバリング
バッレバレ.よ わ.たしに 開く、その両手
ギュッとせず クラップで 褒(ほ)めて.オトす気ね
見惚(みと)れの一方通行 gimme(ギ.ミ)!紅(あか...もすきーと☆がーる
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どんよりと して.いる.日は
気分まで 沈んじゃう
そんなとき 思い.出してね
今から言う内緒のお話
天気って 実は.大空(おおぞら)の 落としもの 飴玉なんだよ
だけど 月日(つきひ)は そのこと 忘れさせてしまう
小さい.ころ 雨の日は 元気に飛び跳(は)ねたでしょ
がっかりしちゃってる お空の...大空ドロップ
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冷却用に あてがった 色なき表情(マスク)
無下(むげ)に 置きざってる 心(こ.ころ)の.溶解炉
夢/現実(リアル)が 飽和(ほうわ)して
失う 動力装置
堰(せき)を切って 流れて 汗ばんで くれ、瞳
体(たい)に 温度が いまもまだ ある ならば
思いの 火種 くすぶるままの つめたい面(お...鉄仮面の結露
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凍(い)てついた目力(めぢから)で 周囲を魅入らす
氷のコン.タクトしてる 白い魔女
ずっと真冬のま(ん)まで とけないオーラの…
…そういう設定 だったんだけど
流れで訪れた にぎわうビーチの
海.辺の、青い色
例年ならばインドアの ミステリアスな居城(きょじょう)にて
お高くとまっている 私、連...夏と魔法使い
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今のまま 歩んでもきっと もどかしさ 残るだろう
そんなこと 十分なほど 分かり切ってる
しらけた目 注がれる未来(さき)が 妖魔のよう 取り囲んで
おぼろげに みえたんだ 黒い扉(とびら)が
その戸(と)に 記(しる)されてる
揺らぐ 呪文は言う
「やめとけ」「ゆける!」「またか」「何度でも!」
...魔窟・α
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街明かりだけの 夜街(やがい)の色は
苦みのつよい 完全・無糖
ブラックコーヒー みたいね
くたくたの上着を 翻(ひるがえ)し
皆(みな)が 俯(うつむ)いた その帰路で
まるで 角砂糖(かくざとう) 尖るの ワタシ
雑踏 元気がないわ みんなが アスファルトを見つめ
平気なフリしているの 顔色うか...Sugar