タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(29)
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チョコミント
この少しだけ苦(にが)めな
リレーション
好(この)みが分かれがちな
そのひとくち
とてもクールなきみでも
渋(しぶ)い顔したりするんだね
ふたをするアイス、残念
いつかハマってほしい!
本音がすぎて...チョコミント
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1A
透き通る青空
反射させてるラムネの瓶 |[びん]が一音扱いです
てのひらにひんやりそこで
光っている
1A”
こくりこくり
眠たげな日々を
ごくりごくりと
醒(さ)ます炭酸...ラムネボトル
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瞬(またた)いて
わたしのしあわせ
誰かのクローバーに
遭遇(そうぐう)したら
片目を閉じてみるの
いま空にかがやく
惑星(ほし)のひかり
ここまでくる歴史の
StepそれさえSkip
したくなるの...Wink!
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「こんな風(ふう)にしろよ」
冷たく浴(あ)びる視線
「右向け右」の壁が
数の嵐になって迫(せま)り来る
「そんなもんじゃないだろ、
おまえが歩みたかった道は」と |入力例:あゆみたかあた
誰かが云(い)う |別案:何(なに)かが
目新しく異端(いたん)的な
堂々たる我が振る舞い |音数は調整可能で...誰カガ云ウ
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いっそ傘を捨てリズムに乗るの
雨の雫(しずく)を降(ふ)らせる雲も
踊りにつかれて明けるように
とても怪しげな雲行きよ
半端な晴れ間(はれま)みせないで
もしも雨が降るというなら
ダンスの用意はあるから
涙みたいにきっと降(ふ)ってね |入力例:き(い)とふうてね
たとえ冷たさに濡(ぬ)れても
似た...レイニーダンス
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泣いてる独(ひと)りで
君がいないことを
僕は誰にすがる?
「あなたを失ったあの日へ」
走ってゆく だけど遠く
日々は空のかなた消えていったの |入力:いいたの
もし君が潮風だったなら
絶望の波が迫(せま)るそのたびに
涙の海を撫(な)でるため
強いくらい寒いくらい |くら(い):半音余り...潮風
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いますぐ 操縦桿(そうじゅうかん)を握れ ※
彼の掌(てのひら)の
代わりに遺(のこ)りの
地球(ほし)守れ
想(おも)い交(か)わす宇宙(そら)で
弾(たま)が胸を射(い)抜いて
最期(さいご)の声 途切れ
きっと君は遺(のこ)した
「はやく逃げろすぐに」
何も言わずの口が ...セカンド・パイロット・ゴッドレッス
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なくなく?選んだ日々は
「きっとかっこいいから」とわらう
楽々?そんな理想
選びたくない 選べなくない
ひとりの夜に
それでも震(ふる)えてる小さく
正直な肩には
何を背負(しょ)っているの?
悲しい…しい…募(つの)る悲しみにいま
涙腺(るいせん)で...君を守るもの
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「咲いてほしい」
偽(いつわ)りひとつ京に舞(まい)て
花一輪(はないちりん)
泣いてる理由(わけ)さえも
摘(つ)めず
もっと化(ば)かして狐のままじゃ
なみだを買えない
黒いアゲハは
嘘をまとって
不幸の...黒いアゲハ
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ドレスを
きみがみてたショーウィンドウ
いまさら僕が映り込んで
純白に見合わない
空っぽの手のひらを仕舞う
確かだったことなんて
寄り添った
路(みち)だけなのに
裸足(はだし)になる
寝室で...ユートピア
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希望的観測を切り捨てても
絶望しないことを修行と呼ぶのさ
無骨(ぶこつ)な板 鍛える手
やがて何を握(にぎ)る?
考えてる暇(いとま)なく
(“a day screaming for the battle”)
昨日の痛みさえなぞりゆく
この傷も重ねたら分厚(ぶあつ)くなれる
拳、解(ほど)け もっと...Iron Fist ‐鉄塊-
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暗がりに咲く虹より
僕が好んでいるのは
まぶしい砂浜で
打ち上げて濡れる
そんなじゃれ合い
白花火
水のしぶき かけあえば
ひかる真昼が灯す海の色
I wanna be
去る季節を温めて...白花火
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明日(あす)だけが 橙(だいだい)
過去をだんだんと 追いかけてみたら
衣(ころも)をまとわず滴(したた)る感情
汗ばんだその心残りを
涙と云(い)う…そうな
煮え切らないのは
シャワーじゃ落とせない
過剰後悔アイデンティティ
冷たい世界で
冷(ひ)えきらないように...さうな
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チリリリリチリリリリ
鳴ってる?スマホアラーム
リリリリン リリリリン
いたずら電話かしら?
チリリリリチリリリリ
朝なの?
鳴っているそれはteltel
誰かしら…アイコン、友達
こんな時間に!
チリリリリチリリリリ...アラームor?
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なびくスカーフに
かぶる熱 砂嵐(すなあらし)
見つけようとすれば
むず痒(がゆ)い目
銀のオアシス 望む道のりと
埋(う)まるブーツ ベルト締(し)めたあの日…
探せ その水源(すいげん)を
探せ 風を頼りに
やがて 見つかったモノ
それは 砂の遺言(ゆいごん)...オアシス
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窓に揺れるカーテン 隙間風(すきまかぜ)
きみは泣いて 肩を震わすミステリー
声と涙 散らばってるその部屋に
黒にじむ薄紙(うすかみ) 出処(でどころ)をたどる
そんな虫眼鏡、みてくれよ
大きなこのウインク面白いだろ?
窓でキセル曇天(どんてん) 向かい風
いまだ解(と)けず 足を震わすミステリー
...笑顔のディテクティブ
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響いて エレクトリックレター 私の…声
底のない SNS(えすえぬ[えす]) その渦(うず)
分け合う痛みだけがいつも足りてる
送信ボタンを押して
この心 電気になる
響いて エレクトリックレター 誰かに
教えて エレクトリックレター 着いたら
フィーリング信じ 放(ほう)る言葉は
井戸の深さをさぐ...エレクトリックレター
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薄紅(うすあか)い桜たち
そこに吹く風は透明
温めるようでいて冷たい
そのいたずら
凍(い)てつく季節仕舞うのが
「よけいなお世話だ」なんて
道をゆくひとのコート静かなら
春風 拭(ぬぐ)い去って 涙 あの 涙
もっと いっそ つよく つよく
励ますための無邪気が...ハルカゼ
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水面(みなも)を揺らめいてる
この小舟 降りることだけを決めたよ
冷たすぎない世界
ちょっとだけ僕にはね窮屈(きゅうくつ)だった
重たいボンベを背負(せお)ったまんまで
残りの荷(に)だけ頼りに
閉ざした口元は絶え絶え(たえだえ)だけど
あの場所よりも
足掻(あが)くのは 青い鰭(ひれ)
苦しくって...深海
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休息だけ忘れ
終電のベルが鳴る
追わないで 追わないで
このガラスのシューズ
疲れ切った足に
触れていいモノなんて
月の光だけ
何を言われようとも平気
ちょっとだけ離れてる齢(よわい)の
口説き方は遠回しよね...月下の靴
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海を吹く風が 涼しい 10月に
浜辺(はまべ)と波(なみ)の 恋はおわった
渇(かわ)いた心を 拭(ぬぐ)ってくれた けど
わたしの熱も 奪ってい(い)った あのひと
何度も 寄せて 返す うちに
やがて あなたは なびいて
おそくかえって 嗤(わら)って言った
「遊んでたよ」 どこで?
浜辺(は...さざなみ
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ちいさなからだ あずけ
伸びてく背丈を 柱に刻んだ日
褪せない思い出 いつから この心に
「白か黒か」は 迫ってきたんだろう?
つたない文字 ほめられ もらってた、はなまる
その記憶が かろうじて わたしを つないで
やがて「ボーダー」 引かれてあせって それでも走って
ここにあるものは 「できたの...黒白ルーラー
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なぜ 悲しみに 震える.ことを
「不幸(ふこう)だ」って 思.うの?
あなたはどんな 音(おと)を探すの?
幸(しあわ)せの.ベルに
ヒトは、信じる。
名声(めー.せい)を得た ひとたちの語る
「幸福」(こうふ.く)の.定義(てえぎ)
それは、ウソだわ、ウソだわ!
あなたの肩は きょう.だって 震(...しあわせのベル
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「恋でいたずら」 カタ.オモイなさい☆ ワタシ、モ.スキ(い)ト
男の子 うでを広げ 愛のハグ.を待ってる
スキップで キモチおよがす ホバリング
バッレバレ.よ わ.たしに 開く、その両手
ギュッとせず クラップで 褒(ほ)めて.オトす気ね
見惚(みと)れの一方通行 gimme(ギ.ミ)!紅(あか...もすきーと☆がーる
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どんよりと して.いる.日は
気分まで 沈んじゃう
そんなとき 思い.出してね
今から言う内緒のお話
天気って 実は.大空(おおぞら)の 落としもの 飴玉なんだよ
だけど 月日(つきひ)は そのこと 忘れさせてしまう
小さい.ころ 雨の日は 元気に飛び跳(は)ねたでしょ
がっかりしちゃってる お空の...大空ドロップ
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冷却用に あてがった 色なき表情(マスク)
無下(むげ)に 置きざってる 心(こ.ころ)の.溶解炉
夢/現実(リアル)が 飽和(ほうわ)して
失う 動力装置
堰(せき)を切って 流れて 汗ばんで くれ、瞳
体(たい)に 温度が いまもまだ ある ならば
思いの 火種 くすぶるままの つめたい面(お...鉄仮面の結露
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凍(い)てついた目力(めぢから)で 周囲を魅入らす
氷のコン.タクトしてる 白い魔女
ずっと真冬のま(ん)まで とけないオーラの…
…そういう設定 だったんだけど
流れで訪れた にぎわうビーチの
海.辺の、青い色
例年ならばインドアの ミステリアスな居城(きょじょう)にて
お高くとまっている 私、連...夏と魔法使い
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今のまま 歩んでもきっと もどかしさ 残るだろう
そんなこと 十分なほど 分かり切ってる
しらけた目 注がれる未来(さき)が 妖魔のよう 取り囲んで
おぼろげに みえたんだ 黒い扉(とびら)が
その戸(と)に 記(しる)されてる
揺らぐ 呪文は言う
「やめとけ」「ゆける!」「またか」「何度でも!」
...魔窟・α
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街明かりだけの 夜街(やがい)の色は
苦みのつよい 完全・無糖
ブラックコーヒー みたいね
くたくたの上着を 翻(ひるがえ)し
皆(みな)が 俯(うつむ)いた その帰路で
まるで 角砂糖(かくざとう) 尖るの ワタシ
雑踏 元気がないわ みんなが アスファルトを見つめ
平気なフリしているの 顔色うか...Sugar