タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(35)
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砂に指先で
書いた手紙を
銀色の波が
攫って行くよ
夕闇に浮かぶ
街の明かりに
見惚れてた頬を
風が撫でてく
あの一つ一つに誰かが
息づいて...愛してる
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急に降り出してきた夕立から
逃げるように立ち寄ったカフェ
懐かしい匂いがした
忘れかけていたほど遠い夏に
話しかけることできず
俯いていた私
声をかけてくれたあなた
それだけでもう充分だったはずなのに
そうね…そうだね
時は過ぎたんだ...Memories~過ぎる夏に~
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窓から零れる月の影
部屋の隅の落書きを照らす
立ち止まると通り過ぎていく
与え与えられ
満たされていた想いはもう
行き場も無く
私を置き去りにするのは
あなたの望む願い
蹲る私の手引くのは
過ぎ去りし日でしょう...one's way home
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振り返るとあなたがいた
そんな日々が当たり前と思っていた
痛いほど幼すぎた私
0:52
いつからか甘えすぎていたんだ
我侭に生きてきた私への罰と
知っているけれど
1:03
困った顔して微笑んでいたあの頃は
そんなに遠い日のことじゃないはずなのに...薄氷
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爪先から 滲む寒さに
霜柱で気付く
壊れそうな儚いものを
守ることで精一杯
変わらない心を
確かめるように
褪せた手紙を
読み返していた
私の一番の願い事はきっともう叶わないのでしょう
それでも...風花
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「どうしてこの子はいつもこんななんだろう」っていつも
子供の頃からよく言われてた
せめて抗いたかった「どうせ」って笑う大人たちには
―努力してた―
そんなことすら笑う人がいたけど
―負けないでね―
そんな風に自分に言い聞かせ
いつか孤独が心を閉じ込めたとしても
自分の未来を決め付けられたく無い
―何...PRIDE
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食器棚に並べたグラス
覗き込んだなら
映るあなた
映画のような素敵なストーリー
綴れないけれど
時は流れ
愛していたんだ
いつしか
呼吸するように
自然に...真心
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胸の中に埋もれた
壊れかけの時計
動かす為の力
you know
君と僕との間
見えない糸があるって
気付き引き寄せたなら
realize
肩寄せあった折れた写真の中
写る僕らの笑顔...僕らの約束
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ずっと昔から 決められていた事柄を
今少し話してみようか
君と初めての 出逢い思い出すなら
今でも涙が滲みそう
小さなその指 僕の手握り締めていた
意外な強さと暖かさに
痛み悲しみや 君を襲う全てから
守りたかったよ心から
でも君にさよならを
いつか君にさよならを...決められたさよなら
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とても酷い夢 誰もが笑うの
あなたが何処にもいないっていうのに
硝子濡らした 雨が上がっても
私に青空二度と来ない
時が流れ あなたの輪郭(かお)
霞んでいくのが怖くて
目の前の未来(ドア)を全て閉じた
会いたいよ
ただ会いたいよ
あなたの光が世界中を探してもなくて...あなたがいたなら
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The mystery which only you solve
あなただけを待ち続ける
世界に一つだけの
でもありふれてるkeyword
手段を選ばないで
欲しいものは全て
手に入れてきたんだよ
そう今までは…
計算出来ない 何で?
駆け引きなんてもっと...KEY WORD
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光も届かない
暗闇へと生まれ生きて
誰を恨むでも憎むでもなくて
ただ一途に空に憧れて
どれだけの時間が過ぎたのか
もう分からない
それでも諦めはしない
知っているから
目覚めるべき時だと
啼いて啼いても足りはしない...薄羽の光
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今日一つ歳を取ったよ
昨日の自分どこか変わったの?
正しい事ばかり信じすぎてた
はみ出た人を詰ったり
自分痛めつけた分だけ
結果(ごほうび)を期待する打算にもね
疲れ果て見上げた空に
いつか飛ばした紙飛行機
風に舞ってた
僕らが生きる人生なら...I’ll tell…
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心の底から嬉しかった
弾けそうに笑いあった
眩しかった時の中
僕らがそこにいた
大好きだよ
とても大好きだよ選べないくらいに
ノートの隅に書いた落書きも愛おしい
いつからかな
馬鹿しあってた友達が大人びて
今じゃない未来(あす)を語り始めていたのは...僕らがいた
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教えられたように上手に開く
花の蕾まるで小さな運命
君と出会えた事も決められていた
ほんの偶然が僕ら突き動かして
あの日あの場所にそう
神様が導いたんだ
でも君と作ったこの想い
誰かのものじゃない
僕らだけの手作り
世界中に一つだけ...Shalalala…
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朝の日差しの中
通り過ぎていく
手を繋ぎ駆けていく
子供達
過去(きのう)の自分らを
重ねたりしては
目を細め懐かしみ
見送ってた
初めて会った日に
予感がしていた...さよならは最後だけ
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明かり零れる窓辺で
人波を眺めていた
取りこぼされた出逢いは
何処へ行くのだろうか
人の命は短い
だからこそ輝くの?
去り行く者に伝える術は
何処にも無い
死(おわり)の日を知ったなら
懸命に生きるのか?...bravado
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気付けば二人良く来た公園
触れそうな距離が心地よかったんだ
照れくさそう言いかけたあなたからかうようにはぐらかした
次があるからって言い訳していた
あの自分消したい
「また明日」なんて当たり前だった
昨日と同じ世界あなただけいない
喉が裂けるほど名前を呼んでも
木霊が響くだけ…
行く当てもなく歩き続...grief
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夕日沈んでゆく海辺に
私一人だけ取り残されて
通り過ぎてく人影を見ない振りした
「笑顔が素敵なんだ」そんなのは言われなくたって
分かっている多分あの子よりずっと前から
目で追い続けてた
好きになるのが先着順だっていうなら
真実とか永遠とか白々しく思う
片目で涙するあの子と素直に泣けない私
選ばれるの...変わらぬ未来
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時計も電話も
部屋に置いて
予定なんて立てない
身軽な私
お気に入り髪留め
今日は外して
何処へ行こう
髪を切るのもいいかもね
あなた好みの色や仕草は
辛かったわけじゃないけれど...bitter sunday
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何年ぶりかなこの校舎
少し古びた教室で
最後の席に座ってみて
窓の外を眺め
映る景色はまるで切り取られた
写真のように見えるけど
君にも私にも全てにも
分け隔てなく時は流れていくね
街も人も私だって変わってく
君だけは変わらないでいて欲しいね...私さえ許す微笑みに
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無色より透明なブルー
ひび割れた空から生まれた
掛け値なしの奇跡
届けるよ
世界の謎
教えてあげる
月も星も
時計仕掛け
僕の不思議
君の戸惑い...無色より透明なブルー
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ハラハラして見守った
小さな背中だった
何度転んでも転んでも
立ち上がる君と
このままずっといつまでも
手を繋いでいたかった
悲しみ痛み全てから
守りたかった心から
日の当たる部屋の中眠る
君のあどけない横顔...gift
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世界が始まってから
いくつの流れ星が
消えていったのだろう
いくつの願いを叶え
掌のビー玉
懐かしさを誘い出す
褪せた光で
過ぎた日は切なく
甘く優しく包み込む
涙込み上げた...unbreakable
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同じ筈のパズル
合う筈のピース
掛け違えたボタン
裏返しのシャツ
そんなものならすぐに気付けたのに
同じ絵のパズル
ピース合う筈
今どうしても嵌らなくて
最初は二人白いピース
同じ夢を描いていた...掛け違いのパズル
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クレヨンで描いた星たち
夜空より輝いて
硝子色の瞳に
映る景色は煌いて
チクタクチクタク 遠くで響く
時計の針の足音
夢見る子供の夢の夢
終りが来る事告げていた
kiss&cry
悲しまないで忘れる事...真夜中のprayer
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黄昏色の夕闇に染まる背を向け歩き出した
変わり行く世界と変わらぬままの僕
日ごとずれて
君は変わりたいと願い続け 僕は止められず
今は小さいその背中を押す 心押し殺し
旅立つ その日 僕は消えるだろう
生きてゆく 力も意味も全ては君が持つ
さよなら 言わず 散りゆく桜のよう
儚い名残だけ置いて
明け...涙の後先
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君と過ごした日を思い出す
不思議だね時がたっても昨日のよう
眩しい日差し 止まない蝉時雨
追いかけ続けていた背中が浮かぶ
僕がね 呼ぶと 振り返る
君がね 呼ぶと 走り出す
小さな町が僕らの地球
空いっぱい夕日 零れ落ちそうな
紅い空が 僕らの影を伸ばしてゆく
君と繋いだ この手のぬくもりは...Lasting summer
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遠くで 響く
子供の 笑い
忘れてく あんな
柔らかな 時を
朝日が 差せば
母さん 起こして
くれてた 温かなご飯とともに
学校には友達がいて はしゃいで過ごす
放課後はカバン放って 気付けば夕暮れで
帰るとお風呂急かされ みんなで夕食を...柔らかな日々
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川原をふたり歩いてた
夕日の色が深く滲む流れを眺め
ポケットに手を入れる癖
誰か見てたら恥ずかしい
なんて拒んだのは
きっと僕 振り返る 顔が大人びて
見えて君が違う人に見えた
今も 嫌がる 振りしてる
君のその手離せないくせに
「小さい秋小さい秋小さい秋みつけた」...ポケットの中の手
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