鳥類

月夜に響く
鼓動瞬かせ
さあアナタの扉開けて
飛び込んで
本性本能を
開け放したなら
指先纏って踊って
夜明けまで
見窄らしいなんてやめてよね
本当のアナタを知ってるんだから...

【1番】
Do you know that the world is starting to end?
(ドゥーユーノーザー　ザ　ワールディススターティントゥエン)
［訳:世界は終わり始めてるって知ってる？］
そう、誰もが錆びて寂しく生きるの
ひび割れた感覚はもう
glue(グルー)ではどうしようも...

やわらかな風に歌をのせたら
この想いはキミに届くかな
ゆれる波模様　私を映して
心はもうドキドキしてるよ
波の音に合わせ
ドレミファソって歌うんだ
ほらキミも、ね？
歌いたくなったでしょう？
さあ！
心のままにリズムを奏でよう...

ひび割れた鏡のなかで
笑ったのは誰だったか
自分の顔も声も思い出せないくらい
暗い世界で
何が本当で　何が嘘なのか
いっそ全部嘘だって言って？
見えない影に願うの
語りかけてくるその匂いに
いつまでも囚われたまま
離れないの...

見える見えないが正解なんて
そんなのはもう古臭いわ　ねぇ　
裏表だけじゃ語れないくらいの
魅惑の遊びを
暗闇でも明るい太陽の下でもいい
選んでみてよ
アタシがどんな所だって
刺激的にしてあげる
手加減ハしてあげない♡
指で数えたらどうぞ...

真昼の月が好きなんだと
君はそう呟いた　でもね
僕の隣で微笑む君に見惚れて
曖昧な返事しか出来なかっただなんて
一言だって逃したくないよ
だって表情(カオ)も心も全部好きなんだ
僕の全てを駆使しても
ほら　掴めない
星空に浮かんでるような
そんな気持ちにしてくれるよ...

曇り空　冷たい風　導かれ
薄暗い匂いの片隅　座り
流れゆく人を見つめる
ここは陽の当たらない街(バショ)さ
虚しさなんてものは感じない
何もない街(バショ)なんだから
希望　理想　なんてさ
所詮ファンタジー
でも思ってしまうんだ
夢の中で生きてみたいんだって...

楽しいことだらけの毎日
夢見ているんだけど
そうでもないのが現実
それじゃ憂鬱になるわ
自分だけの時間が欲しい
ねえ、そう思うでしょ？
明るい街のその先の
さらに奥にある
赤いドア開けて
誰も知らない...

くるる 回るよ
夢見てるみたいだね
君 はしる 朝
目を覚ます 向こう側へ
雨 落ちる ぼく
見える 消える 弾ける
くるる 回れば
届きそうだね 明日へ
何度も 手を伸ばそうと
昨日から 見上げる...

「僕らはどこへ行くの？」
誰かが言っていた
遥遠くの未来の夢で
窓の外を見つめて振り返った君は
泣いていたんだ
ほら 顔をあげてよ
過去と未来を繋ぐ扉を開かないで
その先へ進もうとする
君を離したくはない
このままここにいてほしい...

夢の中で見るキミ
いつも微笑んでくれてるけど
現実(リアル)の中のキミは
私の事など知らない
いつも探して
見つけては目をそらす
前髪伸ばして顔を隠すの
明日は声をかけられるのかな
キミは振り向いてくれるかな
背中を見つめているそんな日々...

それは突然
僕の目の前の出来事
現れた君はまるで輝ける星のよう
君は知らない
僕のいる世界の理
見るもの全てが珍しいと
君は言ったね
ああ空と太陽と月の物語
君は知ってるかな
知らないよな...

輝きが満ちる夜空を見上げ
伝うものを拭わない秋を
縛りつけるのは 何？
半透明で不確かな存在
風は拐う 葉が落ちてゆく
道を歩く 歩くのは誰？
呼吸を忘れるほどに見惚れた
紅い葉の群
意識の中に入り込む景色
どこで見たかも覚えていないけど...

現実逃避の日常
加速する生存競争
ミナイフリ
殻に篭り続けているワタシはこのRPG(セカイ)で世界を創りながら生きる
23時の針が進み重なる
意識が沈んでゆくその瞬間
快感と共に目覚める時間
RPG(ロールプレイングゲーム)動き出す
現実(リアル)を飛び出して駆ける
誰にも邪魔されず...

雫が落ちる ポタポタ
誰の涙？
雲が覆う モクモク
何を隠す？
道にひとり 佇む
ココはどこ？
傘を回す くるくる
跳ねる雫
サラサラ ざわざわ
ゴロゴロ ザーザー...

未来の街
科学者だらけの間に挟まれ息が出来ない
あの鳥の様に羽ばたいて
名前も知らない
世界へと行きたい
あの空飛び越え
未知へと向かい
窮屈なイマから解放されたい
今すぐ
ああ、科学者だらけの街にどうして僕は生まれてしまったのかなんてさ...