投稿作品3
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「めーちゃんいる~?」
ゲッ……この声は同心の海斗!
くぅ~、よりによってコイツが来るなんて!
どうしようどうしよう! 昨日盗まれたはずの『鈴蓮』を私が持っているなんて事が知れたら洒落にならないじゃない!
私は一秒足らずで考えを巡らすと、とりあえず鈴蓮をどこかに隠そうと部屋を見回す。そして一升瓶の群...ぼうかろいど捕物帳 ―第弐話―
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江戸、八丁堀の屋敷にて
「はぁ~……」
俺-海斗は机に突っ伏して、深い深い溜め息をついた。溜め息の原因は、昨夜の事件。同心の部下-つまり俺の部下だが-である屈強な男達が数十人もいたというのに、まんまと奴に逃げられてしまったからだ。
「咲音の冥……全く、これで何度目だ……」
俺は、机の隅にほったらか...ぼうかろいど捕物帳―第壱話―
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……長く続いた戦乱の時代が終わり、時は徳川公の治めし天下泰平の世。力を付けた豪商達が贅沢の限りを尽くしている今日この頃、巷は一人の女盗賊の噂で持ち切りであった……
一陣の風の如く空を翔け、微かな風切りの音と共に颯爽と宝を盗み去る、神出鬼没の朱き影。
ある時は百姓、またある時は旅の坊主。闇に忍び、華麗...ぼうかろいど捕物帳―第零話―