閉塞マンの投稿作品一覧

「最近の若者」（文章書いた人：砂糖）
（１）
アタシ、死ぬの。
今までの人生を振り返ってみると、アタシってばとっても不幸なの。
まず×××されるの。次に病気なの。そろそろ死ぬの。
でも彼居るから　幸せなの。
（２）
四行で終わってしまいそうなくらいに薄っぺらな事実をぶちまけて自己満足に浸ってでもそれ...

「きみとぼくの恋愛関係」（作詞：砂糖）
（１）
怪訝に眉寄せ　一人で唸った
この曲線どういう意味があるんだろう
たしかにほほえみに見えるけれど
これは笑っているのだろうか
背景と人物が
溶け込んでいる
コードとコードが
混ぜ合わさっている...

「ハロウィンナイトナイト　（ロジック　オア　アソートの夜）」（作詞：砂糖）
（１）
煩悩に駆られて奔（はし）る夜
口元に覗くはきらりとヴァンパイア
人外　論外　魑魅（ちみ）が　集まり
騒ぎ出す　ハロウィンナイト
夜の帳（とばり）が降りるとき
砂の如く舞い散る無常
人間であることを　忘れた者達が
仮面...

「不可能ライター」（作詞：砂糖）
（１）
埋もれた世界の崩れる足音
砕けて飛び散る匙加減
いい加減ペンを捨てろよ
剣を持て　男なら
「もうできることはやった」とか
言いつつ
消して　書く　無限回廊
繋がるコネクト...

「影響罪の執行人」（作詞：砂糖）
（Ａ）
他人を利用して這い上がろうとか
そういう甘ったれた考えを捨てさせる仕事です
さあ盗人はいっそう猛々しく
胸を張って生きましょう
誰にも見られてないわけはありません
誰よりもあなたが目撃者
ちょっとした模倣なら目を瞑りましょう
それはあくまでベツモノ／割れ物注...

「マイナーバンドと洒落込むシャム猫」（作詞：砂糖）
道を下り悪魔来たりて
巻き込む騒乱騒がしき風
路地の裏で一人で弾くは
引かれ者の小唄
（１）
（Ａ）
狂おしいほど狂った戯れ言で
世界満たす暗がりの兵士たち
その日暮らしのバイトバンド...

「打破バッターと投げやりピッチャー」（作詞：砂糖）
（１）
『お約束な夜の空
グラウンドから見上げてる
貼り付けられたような　まるでテンプレート』
「素振りをする素振りをして
形すら失うオンパレード」
『もううんざりだ
左を見ても右を見ても同じこと
反復運動ばっかりで　腕を振るしかありゃしない』...

「殺人バッターと人外ピッチャー」（作詞：砂糖）
（１）
腕を振るえ　腕を振るえ
大気圏までもホームラン
回る　回る　ダイヤモンド
鉛のバットを唸らせて
腕を振るえ　腕を振るえ
未来と過去をストライク
終わる　終わる　攻守チェンジ
己の腕を唸らせて...

「支離私欲・私利滅裂（しりしよく・しりめつれつ）」（作詞・砂糖）
（１）
今まで自分勝手にやってきた
なにもかもを捨ててきた
自分がやりたいように
ボウギャクのカギりを
尽くして　尽くした
愛する人を利用した
恋する人を利用した
なにもかも「手駒」にしか見えない...

「天空×字拳（てんくうペケじけん）」（作詞：砂糖）
（１）
ある日ぼくが空を見上げると
女の子が一人降ってきた
天気予報　大ハズレ
ぼくは初めて骨折した
両腕で　彼女を　支えて　勢いを殺して
両腕ギプスはなんだか　滑稽だけど　かっこよかった
落ちてくるときの体制は
もちろん天空×字拳...

「セキニンレンサ」（作詞：砂糖）
（１）
（Ａ）
同じ色で揃えて消しちゃおう
セキニンレンサ　セキニンレンサ
こちらがこうします　あなたはこうしてください
下請けて下請けて拡散していく
どこかが途絶えると　「稀薄に　途切れてしまう」
（Ｂ）
気まずい責任感...

「フラフープとゲシュタルト」（作詞：砂糖）
フラフープ！
人生ってねぇフラフープなんだって
くるくるくるくる同じとこ
回り回り廻り廻るんだって
フラフラフラフラフラフープ
腰を回せエンジン音
無限が好きだってフラフープに無限をみたって
フラフープはチープなループじゃないって
受け売りの　戯れ言じゃ人...

「ぺちぺちスライムのうた」（作詞：砂糖）
（１）
ぺちぺちぺたぺた　ぺちぺちぺたぺた
スライムがはねる
スライムがはねる
はねるたびにその身体から　飛びはねるゲル状のしぶき
身を削り　分裂へと　自らをいざなう
スライムはどこへ行くと言うのか
自分ですらわからない　行き先へ
不安定な己の細胞　見つける...

「みんなの夢があこがれのマスターだったあの頃」（作詞：砂糖）
（１）
８bitの小さな画面で
草むらを冒険していた
珍しいモンスター出るたびに
声を上げてボールを投げていた
あこがれのマスターになりたいな、ならなくちゃ、絶対なってやる
口ずさみながら　チャンピオンロード自転車でとばしたあの頃のぼく
...

「きみをアインシュタイン」（作詞：砂糖）
きみを　アインシュタイン
だけど　アインシュタイン
物理法則に縛られて
きみには　届かない
「モノはモノ以上でも以下でもない
想定内の動きしかしない」なんて
絶望でしかないそんな言葉
光速に近づけば近づくほど
遠ざかって遠ざかって...

「賽子と桜の物語」（副題：psycho cherry blossom）（作詞：砂糖）
（１）
一筋の軌道描いて地に足つけし賽子
咲き狂い、投げき
撫子　一人　
着物の袖引く小僧が笑う
猫追いかける桜の葉
散り舞いてやがて落ち
枯れゆく　枯れゆく
咲きゆく　咲きゆく...

「絶対領域アンダースカート」（作詞：砂糖）
（１）
誰も知らない
形状・匂い・音・なにもかも
誰も知らない
絶対領域　アンダースカート
その聖地に足を踏み入れ
帰ってきたものはいないのさ
絶対領域　アンダースカート
その聖地に足を踏み入れ...

「私たちは年に一度、自らが死に向かうことを祝う」（作詞：砂糖）
（１）
ハッピバースデイ、トゥー・ミー
おめでとう！　わたしはまた一歩　死に死に死に近づきました
十何年かは忘れたけど　そんくらい死に近づきました
死に近づいたから仕方ない、　ケーキを食べて景気よく（オイオイ）
プレゼント箱を　ひらけて...

「トラックバック」（作詞：砂糖）
（１）
男「おまえの言葉は気に入ってるからリンクしてやろう
　コメント０，トラバ０，そんな日記にリンクしてやろう」
女「あらやだ、トラバがついているわ。
　
　さっそくリンク先に行ってみましょう」
男「見られてしまった、後生だから
　この俺の記事を見ないでくれたまえ...

「正義のヒーロー　クーラーマン」（作詞：砂糖）
クーラーマン　俺ってクーラー　クーラーマン　俺、俺、ってクーラー
クーラーマン　俺ってクーラー　クーラーマン　俺、俺、ってクーラークーラー
この俺こそクーラーマン　この俺こそクーラーマン
冷やし続ける　部屋の中を　俺節電ブームも全く気にしない
倒せない...

「土踏まずが土を踏む」（作詞；砂糖）
（１）
ぼくを支える　二対の空間が
まるで嘘のようになくなった
「なくなった」というのはおかしな話だけど
それはたしかに一つの消失だった
偏平に形成されるこの世界が
今まで虚構に支えられていたなんて
人が真実を見たときその世界は
緩やかに傾斜を早めて、早めて...

「しぐなる」（作詞：砂糖）
（１）
赤子が一人静かに泣いた「お通り下さい」
青鬼が一人騒々しく　「一旦停止」
なにもかもが　反転している　
だけどもぐるぐる　それでもぐるぐる
キミのすべてを奪ってあげようか？
隣の君たちが変わっても僕は表情一つ変えずにぐるぐる
なにも考えなくても　彼らは僕を意に介し...

「赤色世界」（作詞：砂糖）
（１）
平等！　平等！　平等！　平等！
平等病！　どう平等？　平等！
単調なデザインの、よれよれのシャツ！
あなたの財産は、私の財産！
暗い感じの　空気が漂い
そんなのは気のせいだと　紛らわした！
国をあなたが作る！　あなたを国が作る！
赤い色は　血潮の色！...

「特定の団体」（作詞砂糖）
その団体は入れません何が悪いったってそりゃアンタ
アンタの信じる神が悪い！　俺の知ってる神と違う！
この団体は入れません何が沸いたってそりゃアンタ
アンタの知ってる神が悪い！　俺の信じてる神と違う！
（１）
自由な信仰につけ込んで　新興信仰　新興信仰
神がいりゃあそこに生...

「その後の世界って」（作詞砂糖）
世界を救った、彼女を救った
表示される　「ＦＩＮ」の字
『それからそれから？』
なにがあったか荒廃の地
答えはあなたが世紀末
今日は誘う夜の帳（とばり）が（振るうぜ！）
ハイペースで汚物は消毒！
なにかあったか後悔の地
答えはあなたが知ってます...

「表現できないレトロの地獄」（作詞：砂糖）
（１）
表現できない表現できない表現できない
否定の連続否定の連続否定の連続
路地裏路地裏路地裏
水晶体水晶体水晶体
地獄！　それは地獄！　地の獄！
地獄！　それは地獄！　救いのない場！
地獄！　それは地獄！　古ぼけた写真のように！
地獄！　霞んで消えてい...

「タイトルフィッシング」（作詞：砂糖）
（１）
Ｕ★ＷＡ★ＢＥ　＼ハイハイッ／
さあちょっとちょっとそこのきみ　そこんとこよろしく　shot to heart!
わかっていてくれるかな　このこのこのこのこの気持ち
わかっていてくれるかな　あのあのあのあのあの空気
空気読め！　＼ＫＹ！／　拍手喝采？　...

「和奏（あやかし編）」（作詞：砂糖）
（１）
人魂一つに　死体が二つ　墓が三つに　骨壺四つ
頭一つに　腕が二つ　足が三つに　目、口が四つ
ひい　ふう　みい　よお
指折り損の　首折り峠
骨折り損の　くたびれもうけ
数えて　数えて　何千年
あやかし　おかしの　狂（きょう）の都
対するは　か弱き人間...

「運命共同体における呪縛効果」（作詞：砂糖）
生まれたときからすぐそばにいたの
大きな手のひらでわたしを掴んだの
可愛いものを見る目でわたしを見た
あなたはわたしの運命共同体だった
君は準備中の看板ぶら下げたまま
わたしはあなたと比較されるわ
レッテル＝劣等感が歌う音色
階段の上から転がり落ちて
わ...

「ウラギリキリギリス」（作詞：砂糖）
キリギリスの手記曰く
「
（１）
ぼくはキリギリス
怠け者のキリギリス
働かずに上からアリたちを見てるのさ
ぼくはキリギリス
怠け者のキリギリス
歌いながら下のアリたち眺めるのさ...