芥坂です。歌詞とか小説をアップしていこうと思います。よろしくお願いします。
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さよならばかりが好きだった
淡い空に向かっては手を伸ばしていた
首に伝うなにかを 解けずにいるまま
夢に落ちていった
あの夏は僕らの全てだったのに
目が覚めたら戻れたらなんて
期待を忘れられないまま
今日も今日とて溜息をついた
後悔ばかり重すぎて 離れない
愛して 愛して 愛して 愛して...アルビドゥス
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空っぽになって 独りになって
戻れない過去ばかりが光って
気がついたら逃げも出来なくなったんだ
臆病になった未来を少しでも 愛せたら
教室で馳せた想いに 胸が苦しくなって
飲み込んだアルコールの匂いで
吐き気がしてきた暗い頃
泣いたって無情に空が明るくなった
吐き出せない
今 曖昧 歳の数の劣情...花と睡蓮
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眠気眼のままの天井
吐き気催す差し込む光
同仕様もない劣情を
紙に落として征く
何も分からないんだ
いつだってそうだった
告げた想いも その先だって
嗚呼 君なんて嫌いだったんだ
財布の中身の様に心が擦り減っていく
部屋の隅で泣いたってさ...君なんて嫌いだった
-
悪い夢を見ていたんだ
覚めない夢を見ていたんだ
眠気眼の下 湿った空気
風が抜ける様だった
花をぶら下げた君の口角が
震えている様でさ
記憶違いなら良かったんだ
踏切の対角線 薄ら揺れる
僕には目もくれないで!
痛い辛い怖い寒い 喉の下...踏切と押花
-
何も知らないんだ
明日の事も君の事も難解だった
いつまでも空ばかりを見ていたい
ただ、いつまでも空を見ていたい
嫌になったんだ 明日のことばかりが
売れる音楽が人生なら僕は劣等生で
もう終わりにしよう 僕は
ずっと思い出ばかり書いているんだからさ
変われないで 藍を書いて
蔑む言葉を歌に乗せたって...だから僕は音楽を辞めた
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脚がついたのは
裏切られたからなんだ
あの空はいつまでも
僕らを笑う様に広がっていた
物書きとしては明日を見失う程
よく出来ていた
どうでもいいと叫んだ
騙される程 息が出来た
僕を馬鹿にする奴程関心がある
僕に夢中なのだと思う事にした...鬼灯
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僕は幽霊になったんだ
君との思い出ばかりになった
遠い 遠い 街でいつか
また会えたら なんて
八月の噎せ返る夜に
君の元に駆けつけたんだ
どうか、どうか 泣かないように
君の好きな花を置いて
淡い空に泣き出しそうなほど
大きい入道雲が僕の前にいた...さよならサマーゴースト
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灰になった君の情景を
今でも書いている
君に捧げた花束を今でも拭っている
線を引いた君の鼓動を今更憂いた
つまり君を忘れられない そうだろう
最後に聞いた君の声が今でも響いている
亡くしてしまいそうな そうだった
ありもしない歌を笑って書いたって
君の事を呪ったって 後に残るのは
死んじゃえば 幸せ...ラヴトベルキア
アリウム