タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧(15)
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朝早くは まだ寝ていたはずの 冷たくへこんだベッド
それなのに空っぽの コーヒーカップが一つ
寂しいとか 悲しいとか言わないから
もう一度だけあなたに
青白い夜 誰かが手招く 月とカーテンが揺れる
夢見たいと私は呟く
会いたいとか そんなこと言わないのに
あなたは来てくれたけど
短い想い出を抱きしめ...border
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わたしなんかねって 下を向いて歩くのです
流行はテレビからなんです わたしはついていけなくて
つまらないってラジオを切って夢の中
流行はおしゃれからだそうです わたしはどうも似合わなくて
くだらないって髪をほどいて部屋の中
わたしなんかねって スキップなのに小走りで 下手くそで
わたしなんかねって ...なんかね
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愛したい でも愛せない
矛盾な感情 妄想迷路
愛されたい でも愛せてない
くすんだ熱情 妄想迷路
空しいから淋しいと 哀しいから愛しいと
言わせないでよ 言いたくないの
全てが退屈になる薬ならもう手に入れたけど
愛したい でも愛せない
無意味な同情 妄想迷路
愛されたい でも愛せてない...妄想迷路
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僕に何ができるだろう
このペンは剣にならない
僕に何ができただろう
このペンで世界は救えない
書いた文字は くだらない絵空で
ペンに何ができただろう
この僕に使われていては
ペンに何ができるだろう
この僕と一緒にいると
なぞる文字は いつか誰かの言葉...僕が世界を救う夢
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ガラスで作った脆い薔薇
割れてもなかなか枯れなくて
ガラスで砕いた厚い殻
割っても中身が出てこない
天使の卵は案外脆い
石油で固めた脆い嘘
バレてもあんまり悪気なく
石油で冷ました厚い蝋
やっぱり火をつけもう一度...“このビンはワルモノです”
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星闇に 沈めてみては 光りしを
求め伸ばした 両の腕
姿とも 影とも付かぬ
君がため 惜しからざりし 命さえ
花と散り 暮れ行く明日に 残されて
まだ月も出ず 漆夜の 名すらもらえぬ 宵頃は
長くもがなと 思いけるかな
夢見ては 咲くはずもなく 蝶となり
ただ飛ぶだけと 誘いし
唇に 細い紅ひく...見えずの月
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Going my way 道は無いから自分で作れ
空っぽの黒板 こぼれ落ちる数式
机上の空論を ゴミ箱に押し込めてた
あれも駄目 これも駄目 夢を持つ気さえしない
屋上で吹くシャボン玉 せめてお前は高く飛べよ
崩れて割れた泡の水 低く目線を足へ遣る
Going my way 道は無いから自分で作れ
...運勘
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rainy line rainy line rainy line
千本雨の振る日
rainy line rainy line rainy line
少し狂った午後の夕立
てるてる坊主がうな垂れる 赤い赤い傘の薔薇
イカレタ女王と午後の二時 首を切れとの非情に命じる
rainy line r...rainy line
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すぐに崩れる砂のお城
波打ち際で揺れている
それでも あなたが住んでいる立派なお城
たった一晩だけでいいの
時計が一度回るまで
僕だけの醜いシンデレラ
ガラスの靴は履いてきたかい?
真白い ドレスに包まれたプレゼント
早くここまで来てごらん
僕と一緒に踊るために...砂時計とシンデレラ
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散らしていく紅い花
どうか私を取り囲んで
この身を隠してくれませんか?
この罪ごと消せませんか?
ほのかな香りが誘っている
あなたをここに手招いて
一緒に花弁を壊しましょう
きれいな赤を醜く汚し
枯れてしまった花束が
わたしを あなたを飾り付ける...Rosen
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マリオネット 私は捨てられた人形
なんで? 自由になれたはずなのに
糸を切って 縄を解いて
私は解放されたつもりでいた
手首を切ろう
糸がなくても良いように
足を落とそう
逃げ出してしまわないように
お前はもう 使えない
そういって捨てられた...糸切り
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君にたとえ会えなくても
寂しさに泣くことがあっても
君に会うことはもうないから
泣くことはもうないから
一人部屋に篭もり
眠れないことがあって
僕は君を見たくなってさ
昔よく来た喫茶店へ向かう
自動のドアが開く
テーブルに一つだけのコップ...君
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丸く黄色い空
闇夜に一つ穴を開けた
小さな点の明かり
的を外した愚か者
本当にこれで終わりか?
まだ始まったばかりじゃないか
楽しもうぜ 叫び声を上げろ 泣き喚け
つまらぬ者から捨てていくぞ
悲しいのか 我慢するな 雨を降らせ
つまらぬ者から捨てていくぞ...Target
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昔見た夢の続きを
もう一度見たくなった
瞼を閉じて
あの日の夜風を思い出すけど
思い出せない
忘れてしまった
黒い夢だけが続く
飛んでいった蝶々
ただ僕は追いかける
淡い淡い 漆黒の羽が...クロアゲハノユメ
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白い体なんて嫌いでしょ?
心も黒く染めてあげる
天使の衣はいらないから
悪魔の爪で傷つけて
壊れた針でもまだ動くの
あなたを愛するための時間
狂わせてその唇で
言葉だけでわたしを堕として
ただ踊って
わたしが歌を唱えただけ...CRAZY CRAZY CRAZY