朝早くは まだ寝ていたはずの 冷たくへこんだベッド
それなのに空っぽの コーヒーカップが一つ
寂しいとか 悲しいとか言わないから
もう一度だけあなたに

青白い夜 誰かが手招く 月とカーテンが揺れる
夢見たいと私は呟く
会いたいとか そんなこと言わないのに
あなたは来てくれたけど

短い想い出を抱きしめても
なびく袖 誰もいない 一人ぼっちの服が飛ばされる
せめておやすみなさいと 最後の口付けを



氷の道 深い青い過去を そのままに閉じ込める
ただ一人を捜していた まだ溶けない記憶
閉じた日々 半透明にぼやけた
あの日のままの君

暗い行き先 冷えた風を 懐かしさが包みこむ
やっと見つけた そっと近づく
日の当たる場所 やさしく目を閉じた
今日を生きる君

もう終わった僕が抱きしめても
溶けなくて 触れなくて 永遠の壁の向こう側で
せめておやすみの後に 最後の口付けを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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古いのを漁ってきました。
対にしたいくせにぜんぜん揃ってません・・・。

閲覧数:94

投稿日:2011/02/13 17:42:50

文字数:393文字

カテゴリ:歌詞

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