証羽

『自在デイズ』
今ではあの頃のほうがさ
何でもできた気がしてる
それでも僕らはこの歩み
止めるわけにはいかないんだよ
クレヨン色の夢ただまっすぐに
いつの間にか何かが変わってた
「ねえ、まだ、間に合うかな…」って
桜を乗せ僕を包む風に
空を仰ぎながら問いかけてる...

『The Starry Heavens』
右手に感じる
強い想いが
私を宇宙(そら)へ
導いてくれた
幾億の色
すべてをキミが
見せてくれるの
まるで魔法ね
ほら　涙さえも光よ...

『The Backward Blues』
Oh, the backward blues
嘆こうにも寒すぎる
あまりに遠いあの日の月
Oh, the backward blues
泥の雨に息上げて
さびれた街　足りぬ涙
「真実は知れないが
悪くはないさこんなのも」
渇いたはずの喉に...

『斜陽に哀』
焼けた涙が伝えた苦い真実には
君がきっと夢見たものにはほど遠い
炭色まみれた言の葉舞う
ああ斜陽に哀が　零れていくように
闇の渦に在処(ありか)探して
君も指先汚れて綴るの物語
いつかタイムカプセル埋めたのも忘れ
理想を嘘だと嗤って呼ぶ
ああ斜陽に哀を　滲ませていくように...

『ブループリント』
見渡す街はどこか狭く
無理な笑みで背中を押すんだ
だから私、一人飛び出したの
ひび割れることのない空に憧れ
無意識に　切るシャッター　心映した
もう迷わない
古い地図は放り投げ決めた未来(さき)へ
誰もすべて見てきたわけじゃないと言い聞かせ
私は私を行く...

『Heavy Scar』
今雨あられ飛ぶbullets
闇に染められた街を駆け抜け
俺は知るべき涙を捜す獣さ
瓦礫に佇む心に
降るは孤独に煙たい灰だけ
四肢の冷えてく感覚虚しく堕ちる
時間(とき)が経てば経つほどに痛みを
強く刻み付けてく破目になり
いつか愛を憎しみの糧にしていた...

『航路は、遥か』
風に帆がパタパタ
マストぎゅっと握って
航路は　水平線の向こうまで
遥かな　旅路を　今
縹色　雲を映す
感じてるときめきは
新しい物語の始まり告げる合図
渡り鳥たちが
こちらにおいでと...

『ペルソナ・ショータイム』
ショータイムが始まる　さあこちらにおいで
見せてやる　ホントノオレを　今夜
ライトが照らし出す　ほら驚いたかい？
空中ブランコ　連れ去ろうオレが　ワンダーランド
ああ　赤い薔薇の髪飾り落ちて　蛇に化けた
おまえはきっと怯えただろう　その長い舌に貫かれると
そんな不安げな震...

『約束』
ひらり　じわり　雪の奥に映る君
風に消えた
いつまでも僕は　あの店のシャッターの
前で立ち止まってしまうんだ
ダメだな…涙が
月の笑みが　君の瞳を光らせたの　見ないふり
君といられるあとわずかを　無駄にしないため書き出す
君がやりたいことリスト
ひとつ(ひとつ)ひとつ(ひとつ)　叶えてく君...