sleepy0168の投稿作品一覧

バッドアクター
明日はもう来ないかもしれないから
少し生き急いだくらいがいいでしょ
先見の明があるとかないとか
そんなことどうだっていいでしょ
ちゃちなプライドばっか振りかざす
味のしないガムで憂さを晴らす
世間の目は今日も獲物狩り
消費されていくエモばかり
マジョリティこそ正義...

夜の向こう
朝が待ってる
繰り返す
日々が待ってる
波の随に
漂うだけで
色褪せていく
思い出たちよ
爆ぜていく
雨が降り止まない...

気まぐれに放つ
その優しいメロディ
忘れないように
聴き逃さないように
口ずさんでいた
キミの歌声だから
いたずらに笑う
そんな風にも見える
空っぽのセカイに
光が差し込んだよ...

足りない想像と無言のメッセージ
このまま何も浮かばぬパッセージ
匿名はふっと大衆性に飲み込まれる
素直に認めてしまえたらハッピー
望んでもきっと大抵のもんは消えんだろう
止まない歓声で目覚めた0時
されど知られず埋もれるマイソング
孤独よりもっと
寂しいご縁　もう手に負えん
だけどもう少し試してみた...

自分が輝く世界だと思ってた
だけどそうじゃなくて　むしろ何もなくて
気づかないようにしていたけど
分かってしまう　嫌になるほど
乱反射している感情が半透明に変わって
満たされないまま歪んでしまった
繰り返さないように
笑っていられるように
不揃いでいい　心を隠さないでよ
綺麗だね　美しいものばかりだ...

茹だるような暑さの中
ぐるぐるぐる目を回して
素敵な一日にしようと
考えてる間に今日が終わった
って自虐も誰にも届かない
悲しい生き物にござるよ
誰にも見えないくらいに
小さくなって消えてしまいたい
自分だけ何も成し遂げていない
迷ってる暇なんて...

ありふれたストーリー
見せかけの苦労人
特別なんて言葉は
自分のためになかった
分かってたはず
でもね僕らは息をしている
燦然と輝くあの星々
僕には遠すぎるみたい
優しく包んで
懐かしい思い出...

茹だるような暑さの中
ぐるぐるぐる目を回して
素敵な一日にしようと
考えてる間に今日が終わった
自分だけ何も成し遂げていない
迷ってる暇なんて
ないないないないないないない
満場一致のパラドックス
誰も知らねえ世界平和
感傷なんか見当たらねえし...

雨上がりの匂いが好きだった
束の間の夢みたいで儚くて
本当は欲しくって　誰よりそれを願って
言い訳探して　自分を騙している
感情が今になって　抑えられなくなって
心は奪われていく
思い出してしまうのは何故だろうか
あの日の景色は夢だろうか
この匂いが消えるように
忘れてしまうだろうか...

花になってしまえよ
散ることだって才能
揺れるまま乗り過ごした
各駅停車の毎日
このままどこへ行こうか
滲む未来は無論だ
確かなことなどないよ
分かり切っていたよ
最善の選択肢なんか示されるわけもない
起伏のない至福...

例えば僕ら過去を捨てれば
何か変わるかな
命は等しく与えられると
言い切れるのかな
思考は単調で個性は凡庸で
それでも何かになりたがってる
無能を隠して正義を主張して
体裁だけを取り繕ってる
さあ行こう　狂気の先へ
眩んでしまうような鮮烈な一閃の光が...

盲目的な信者
誰に縋っている
嘲り笑う声に嫌気がさしたんだ
流されるように生きて
不安になって　答えもなくて
それは普通で
間違いだって　正しくたって
僕は分からない
最後に笑うのは誰だろうか
準備はとうに出来てる...

群がってる奴らになんて
なりたくはないけど
時折それが羨ましく思ってしまうんだ
日常に潜んだ狂気
刷り込まれていく脳に
必要とされたいだけだった
それ以外はいらなかった
ああそうだった
満たされないのは
言葉はきっと足りなくて...

さあさあここらでおひとつどうだい
くだらない人生のリベンジを
過去から奪うんじゃなく果たしに行くんだよ
　
こいつを手にすりゃお前も立派な
どこに出しても恥じないヒューマン
インモラルなんて大層な言葉
辞書にでも突っ込んどいてくれ
何にも出来ないまま
ただ過ごしてきたんだろう...

何千何万繰り返す
息巻いて渦を巻いた日々の螺旋
動き出した運命なんて
誰だって止めらんないさ
導き出して
何度だって生まれ変わっていくんだ
そんな甘えはもういらないよ
ギリギリだってそう言ったって　
誰も聞いてない
回り回って何度見失って...