sleepy0168の投稿作品一覧

堕ちていく二人
もう何も残らない
宇宙の隅に置いて行かれた
そんな気分
全てを奪い去られたように動けない
最初から何も持っていやしないだけだったんだろう
戻らない 戻れない
過去の僕らまだ覚えてる？
灰と化して
ありのままでいたい...

幸せはいつも後になって気付くの
苦しんだことも思い出になるから
心のうちにそっと閉じ込めておけたら
こんなに悩むこともなかったのでしょう
夜空に浮かぶあの星にはなれないな
輝けるようなものが私にもあるかな
涙の意味なんて話さなくてもいいから
少し疲れたなら　今日はおやすみ
ふとした瞬間どうしようもな...

熱に浮かされ
疑うこともしなかった
今が全てなんだと
息を切らして
駆け抜けた季節が
鮮やかに甦っていく
深く澄んだその瞳は
空ろな僕を見透かした
柔らかな光の雨　
心地いい憂いが僕を狂わせる...

ねえ　どんな風に生きれば
ねえ　どうしてあなたはもういないの？
眠れない夜のこと　そっと手を握る
言葉にしなくても分かったつもりだった
幕を開いたら最後　演じ切るしかないんだよ
観客のいないステージでも　あなたさえいればいい
賽を振って知った
間違いはなかった　それでも続けよう
何度転んでもいいさ　...

青を憂うのは
あまりに味気ない生活だったから
愛とは不確かだ
知ったような顔して強がっていた
嘘をついてまで手にしたものは
痛みを残して消え去った
夢見ていたあの頃と何も変わらない
今も僕は追いかけている
進むべき道のりはいつだって自分のもんだ
未来はすぐそこに来ている...

繰り返していく日々の中に
あなたはもういないから
残されたこの夜を乗り越えて
悲しみには別れを告げるんだ
頬を伝い光る雫
柄にもなく揺れる心
肌を刺すような冷たい空気に
あなたを思ってしまう
些細な歪に嵌って前に進めない
伝えたいことは山ほどあったのに...

閉じた瞼に差し込む
光が嫌になって 影を探してる
どうして すれ違ってしまうんだろう
描いた理想が 心を殺してる
微かな呼吸も躊躇う
僕はどうかしてんだ 誰も知らないのに
いつから すれ違っていたんだろう
描いた理想が 心に問いかけてる
当てもない旅路だ
答えは分からないままで...

いつも 傍に在ったような
懐かしい思い出
変わることなどないよ　
音を繋いで　言葉を紡いで
退屈な日々
それが正しいことのように
理想を騙った不恰好な暮らし
うまく笑えないよ
過去ばかり追いかけて　自分すらも見失っていた
滑稽な姿にも気付けなかった...