想い出、北野坂

いつだったかとある季節の　街角の話
旗並ぶジュエリーの店へ　足弾ませた
これが欲しいって言ってたな　これも好きそうだな
愛する人　喜ぶ顔　想い浮かべながら
いつかは何にも言わずに　二人、珈琲を並べ

DIAMOND

君となら何処まででも
響界　遠い視懐　灰色した炎
この港は　まだ夜の中
闇の中で出逢い　掠れる声拾い
辿って着いた　やっと此処へ

ふたつでひとつ

今日はここまでと
大人しく分かれて帰った
抱き合った瞬間は
あんなに胸が締めつけられたのに
目指したい姿は　ふたつでひとつ

バーテン・アンド・メイド

いくつになっても大切なのって　思いやりなんじゃないの
自分のことで余裕なくなって　あれこれ恐くなってしまうけど
制服に　着替えてさ　ちょっと背筋を伸ばしてさ
　さあ始めましょう　始めましょう
　５秒間見つめあって褒め合えよ

デザイン・ユアセルフ

一回二回転がして遊んだ自体
立体視界楽しんだ幼少時代
失敗一杯歩けばそれだけ
一介深海覗いて浮いたみたい
自慢にはならない　知ってる

モニョる炭酸ゼリー

[1A(intro)]
モニョるわーー
モニョるわーーーーー
なんで炭酸なの
なんで炭酸にしたの

海の先

煙たくさざめく声の合間抜け　穏やかに
横たわる公園の目の先
鈍く光る水面(みなも)　入り混じる機械の音
今日も何かが建とうとしている
　消費しながら　生み出しながら

Ｏ型

君は何型ですか　Ａですかそれはよくある話だ
　気にすることなんてないさ
　　たくさんの人が君を好きになるだろ
10歳くらい上の男（ひと）が　こんなことを言いまし　た
「全力で君自身を楽しめ」と言いまし　た

冗談ラ・テ

　冗談まじりの芳しい会話で
　僕のホントは届いたかな
　苦いのが割とだめな君だから
　今日できることはここまで
　ミルクひとつお情けいらず　　またね