風はいつも無意味に何かを運んでいる
僕らいつも無意味に風に抗っている
巡り行く毎日に意味を感じなくとも
進むことしかできないから身を委ねている

周りの雑音が煩く邪魔をして来て
見定めた道を迂回しなきゃいけないけれども
遠く見据える景色にいずれ辿り着けるなら
遠回りしてでも道を探せれば良いや

どこに活路を見出せば良いの?
進むモチベーション駄々下がりだけれど
「前に進む糧になれば良いや。」
自分に言い聞かせる

いつかいつか辿り着きたい 二人が笑えるそんな場所に
一人ぽつり取り残される 寂しさが急に僕を襲う

前向きは自分に対する偽りだらけ
本当はここから逃げ出したいだけなんだ
背負った重荷は意外と負担が大きく
今にも脚が止まりそうな程辛かったんだ

旅の途中 景色は移り行き
ボロボロの靴が寂しげ装う
当たり前の事を当たり前に
出来る様になりたいな

出口の見えないトンネルの入口は
仄暗さに一歩が重たいけれど
いつか抜け出して飛び立ちたい
その先の大空へ

今泣きそうになって心淀んでる
こんな半端な自分が抱く決意なんて
まるでゼリー状に脆くて頼り気無い
だからいずれ壊れる前提で良いんだ

いつかいつか辿り着きたい 二人が笑えるそんな場所に
一人二人 また離れ行く 一人二人 また出逢う為に
晩冬、初春 巡り行く旅 すべては繋がって行く筈さ
明日も明後日も巡り行く 運命に委ねて明日も歩いてやる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Destination

前向きな言葉は、後ろ向きな心を誤魔化す仮面でしかないんだ。

閲覧数:216

投稿日:2015/02/22 00:50:16

文字数:605文字

カテゴリ:歌詞

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