A

覚えている?
この部屋が真空になった日のこと
あの日 君と死ねばよかった
今もそう思って 生きている

B

「優しさの風が吹き荒れても
きみは立っていて 俯かないで
信じているから」

S

ただ 空が真っ青で
春の夢を見て
望みたいこと 望んでしまうこと
こんな優しい雨なのに
ああ 春の園の 迷路のようだ
わたしはもう 帰ってこないこと
さよなら

A

「覚えている?
お互いの首を絞めあって 死ねなくて
涙流しながら笑った ただ美しかった日々のこと」

B

「丁寧に、眠る僕を隠す
痛みで包んで
思い出すべき日がやって来るまで」

C

箱庭は翳りゆくまま
わたしまだ痛みを知らない
こころは誰かの感動を食べて太る
そのこころを食べたら 大人になれるかな

SS

ただ 空が真っ青で
春の夢を見て
望みたいこと 望んでしまうこと
こんな優しい雨なのに
ああ 春の園の 迷路のようだ
わたしはもう 帰ってはこないこと
さよなら

Outlo.

誰にも見えない 光のヴェールの中
君は息をしている 静かに 確かに

~~~

おぼえている
このへやがしんくうになったひのこと
あのひ きみとしねばよかった
いまもそうおもって いきている

やさしさのかぜがふきあれても
きみはたっていて うつむかないで
しんじているから

ただ
そらがまっさおで はるのゆめをみて
のぞみたいこと のぞんでしまうこと
ああ
はるのそのの めいろのようだ
わたしはもう かえってこないこと
さよなら

おぼえている
おたがいのくびをしめあって しねなくて
ただなみだをながしながらわらった
ただうつくしかった ひびのこと

ていねいにねむるぼくをかくす
いたみでつつんで
おもいだすべきひがくるまで

はこにわはかげりゆくまま
わたしまだいたみをしらない
こころはだれかのかんどうをたべてふとる
そのこころをたべたら おとなになれるかな

ただ
そらがまっさおで はるのゆめをみて
のぞみたいこと のぞんでしまうこと
ああ
はるのそのの めいろのようだ
わたしはもう かえってこないこと
さよなら

だれにもみえない ひかりのべーるのなか
きみはいきをしている しずかに たしかに

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安楽の園

"春の底の園で、きみは息をしている"

閲覧数:221

投稿日:2021/06/24 15:24:11

文字数:940文字

カテゴリ:歌詞

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