灯ともし頃 二の笛で (6・5)
いちばん星が起き出した (7・5)
あの駅じゃあ 定刻に (6・5)
さみしい子らが旅立った (7・5)
ゆらり上り月 蟹の泡 (8・5)
みにくい鳥はアロースター (7・6)
不器用なセロが軋んでて (8・5)
信号機たちは恋つなぐ (8・5)
トインクル メルヒエン (5・5)
いつかの夜に (4・3)
ブルーベル メルヒエン (5・5)
どなたの夢か (4・3)
イーハトーブループ (6・3)
押し明け方 童たち (6・5)
手をとり合って遊び出た (7・5)
列車ならば 時刻通り (6・5)
二人もどこぞ降りたそうだ (7・6)
ごうと天つ風 吹き通す (8・5)
はちどり語るティアーテラー(7・6)
ペテンの蛙がざんげして (8・5)
オパール兎の目をやいた (8・5)
ペインフル メルヒエン (5・5)
かなたで聞いた (4・3)
エンドレス メルヒエン (5・5)
だれかの歌だ (4・3)
イーハトーブランプ (6・3)
日の入り前 耳澄ませ (6・5)
蠍も鷲も並びだす (7・5)
銀河客車 皆を乗せ (6・5)
今日も天辺巡らせる (7・5)
イーハトーブメルヒエン
宮沢賢治の作品をモチーフに
Aメロ→Bメロ→サビ、Aメロ→Bメロ→サビ、Aメロ くらいの構成です
ご批評、ご添削いただければうれしいです
灯ともし頃
→火点し頃(ひともしごろ)、日が暮れて明かりをつけるころ
二の笛
→「双子の星」より(日が暮れるころ、二人が吹く笛の音で星が持ち場につく)
あの駅じゃあ ~
→「銀河鉄道の夜」より
ゆらり上り月(のぼりづき) ~
→「やまなし」より
みにくい鳥 ~
→「よだかの星」より
不器用なセロ ~
→「セロ弾きのゴーシュ」より
信号機たちは ~
→「シグナルとシグナレス」より(線路にある信号機が男女に擬人化されて恋をする)
ブルーベル
→blue bell(ホタルブクロ)、「銀河鉄道の夜」に出てくるツリガネソウ
イーハトーブ
→宮沢賢治の創作地名であり、多くの童話の舞台。岩手県
この詞では「作品世界」くらいにとってます
ループ
→loop(輪)、作品世界への個人的なイメージ
押し明け方
→夜が明けるころ
童たち ~
→「双子の星」より
列車ならば ~
→「銀河鉄道の夜」より
ごうと天つ風 ~
→「風の又三郎」より
はちどり語る ~
→「黄いろのトマト」より(博物館にあるはちどりの剥製が悲しい昔話をする)
ペテンの蛙が ~
→「カイロ団長」より(トノサマガエルが善良なアマガエルたちを騙して家来にする)
オパール兎の ~
→「貝の火」より(鳥のひなを助けた子ウサギがお礼に宝珠であるオパールをもらうが、その後敬われるあまり慢心してしまう)
ペインフル
→painful(苦痛)
エンドレス
→宮沢賢治の作品に未完のもの、書き直しを繰り返したものが多いことから
ランプ
→幻燈(幻灯機、映写機の原型)からの発想
日の入り前 ~
→「双子の星」より
銀河客車 ~
→「銀河鉄道の夜」より
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