降り頻る雨の中
繋がれた右左
歩み合うその先は
斑色も褪せる世界

雨宿る艶姿
喪に服すその背中
最初から分かっていた
なればこそ声を掛けた

麗しき君へ 愛盗の意を捧ごう

舌舐めずりして囁く言葉で
絆して強く抱き締めてあげよう
背徳を糧に弄り探せば
快楽の闇に仄やかな明日が見える

組敷けば絹も海
五月雨は空気読み
篠突くは外よりも
花弁散り荒ぶ世界

余暇の中気付いたのさ
爪を噛み堪えた顔
それでもいい分かっていた
なればこそ破滅を選んだ

宛の無き君へ 愛盗の意を表して

闇を剥がして素肌剥き出し
真っ赤に染めて狂うまで壊して
最終の朝に指輪を棄てなよ
永遠の今を終わらせる明日になろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

愛盗の意

閲覧数:202

投稿日:2022/12/03 15:49:53

文字数:300文字

カテゴリ:歌詞

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