最近調子どう?って聞かれてもさ
とりあえずまぁまぁなんて答えて実際は地に落ちそうです
今日も昇った太陽は眩しくて目に刺さって痛いほど
あぁ昨日の夜何食べたんだっけ思い出せないや

まぁ何とかやっていけてます
食い扶持くらいは稼いでるつもり
だけど何かが足りない何が足りないか
数えてばかりで

遅れて開いた花は美しいというけれど
多分美しいと思う人の心がずっと綺麗だからでしょう
自分だけが手に出来るものを求めてしまう僕は
今もひとり花開こうともがいてる


変わってく空の色に見とれていた
錆び付いた鉄格子の音に 僕はまだここで生きてます
同じことの繰り返しにみえて違ってくものが大半で
ただ意気地のない柔い心は奥に押し込めていた

あぁ心配ない大丈夫
言葉遣いは上手くなっても
いつもほんとの思いは伝えられなくて
潰してばっかで

そらして閉ざした目には映らないものがあると
過去も未来も知り得ないそんな世界がきっとあるからなのでしょう
僕が生きる意味を探して歩いた夜の淡い風が
そっと頬を撫ぜて通り過ぎてく


簡単じゃないと考え過ぎて
雁字搦めになって溺れるのは容易いけれど
僕を続けられるのはこの世で僕しかいないから
いつかこの手で触れて確かめるその時まで


遅れて開いた花は美しいというけれど
きっと美しいという人の心をそっと彩るからでしょう
夢中で開いた目には映らないものの中に
今の僕には知り得ないほどの世界がまだ広がるからでしょう
路地裏に咲いた花を美しいと思うのは
今はそばにいない大切な誰かが微笑むからでしょう
僕が生きる意味を探して歩いた道に朝の風が
そっと頬を撫ぜて通り過ぎてく
やがて今日も太陽が目を覚ます

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

理由

閲覧数:103

投稿日:2021/10/05 13:50:34

文字数:718文字

カテゴリ:歌詞

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