第16話「呼び方1」
――――――――――――――――――――――
―キーンコーン。カーンコーン。
終礼のチャイムが鳴った
「ミクちゃん☆一緒に帰ろっ」
グミちゃんが鞄を持って私の机の隣に来ていた
「うん♪あっ!そうだっ!」
「どうしたの?」
「帰り、兄さんも一緒なんだけど良い?」
「いいよ☆」
グミちゃんは笑顔で答えてくれた
――――――――――――――――――――――
俺は校門でミクが来るのを待っていたすると・・・
カイト兄が先に来た
別にカイト兄と帰る約束はしてなかった。が、
何故か俺の方に来た・・・
「どうしたんだ?」
俺は率直に訊いた
「ん?あぁそうそう
コイツ【神威がくぽ】って言って僕のクラスメイト」
そう言われ俺はカイト兄の隣にいる人を見た
まぁ、挨拶は礼儀なのでペコリと頭を下げた
「んで、がくぽ。こっちが・・・」
「知っておる貴公の弟の奏でござろう
私の親友の弟だ私の事は呼び捨てで構わん」
「わかったよ、がくぽ」
俺が、そう返事するとがくぽは”忘れ物をした”と言って
学校の方へ走って行った
・・・そして残ったのは、俺とカイト兄
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沈黙はあまり好きじゃない為話しをする事に・・・
「めー姉はどうしたんだ?」
率直な疑問だったので訊いてみた
「なんか、ルカの手伝いだって」
「ふ~ん」
・・・・・・・・・・・・・・・・
話しが続かない・・・
俺達の前を何十人もの生徒が通って行く
そろそろ限界の時、学校の方からミクが来た
周りにはがくぽと薄緑色の髪の女の子が一緒にいる
おそらくミクのクラスメイトであろう
「兄さん!・・・とそれにカイト兄さんも待った?」
ミクが申し訳なさそうな顔で訊いてきた
「いや、大丈夫だよ。さっき来たとこだから」
ミクに微笑んで答えた
カイト兄も同じ様な事を言った
「兄さん。カイト兄さんも紹介するね♪
こちら【神威グミ】ちゃん」
「えと、よろしくお願いします」
何が、よろしくなのか?はさて置き例の如く挨拶を交わす
「ん?【神威】って・・・お前ら兄妹か?」
俺は、なんとなく訊いてみた
「あぁ、そうだでござるよ」
「あっ!お兄ちゃん
これ、先生が家に帰ってやっとくようにだって」
グミちゃんはそう言いながらがくぽにプリントを渡した
「【お兄ちゃん】かぁ・・・」
カイト兄が何故か羨ましげにがくぽを見ていた・・・
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想