夏の光と闇のなか
ひらりと軽く手を振って
あなたは蒼へ消えました

何も知らずにひとりきり
わたしはそれを見送って
あなたの帰りを待ちました


むらさきの露ひとしずく
きらりと夕べを儚んで
星になれずに落ちました

しんしんしんしん
夜が降る

金色の芽が顔を出し
あの日の白へ花開く


夏の光と闇のなか
ふわりと淡く微笑んで
あなたは蒼へ溶けました

何も知らずにひとりきり
わたしはそれを見送って
しずかに帰りを待ちました

しずかに、帰りを待ちました

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かえらずのもり

閲覧数:88

投稿日:2011/06/04 22:20:46

文字数:230文字

カテゴリ:歌詞

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