扉を開こう そこに光があるから
窓を開けよう そこに空が広がっているから
手をつなごう そこに温もりがあるから
君を待とう それしか僕にはできないから

三月のある朝君は僕の前からいなくなった
二月に結婚の約束をして
一月に一緒に暮らし始めた
十二月にはレストランで夕食を食べ
十一月に手をつないで散歩した
十月には君が風邪をひいて
九月に僕が風邪を引いた
八月には一緒に海に行き
七月に僕たちは出会った

カレンダーをめくる
日記をつける習慣はない
君との大切な思い出は
どこに存在しているんだろう

君の書いた小説に僕がいた
そいつは君の手を引いて
かっこよくこう言い放つ

扉を開こう そこに光があるから
窓を開けよう そこに空が広がっているから
手をつなごう そこに温もりがあるから

六月に君は僕を見つけ
五月に僕は君を見つけた
四月に僕たちは廊下ですれ違い
三月に同じ大学に進学した

日記帳を手に取る
ページをめくる
そこに埋まっている思い出は
果たして本物でしょうか

二月一日午後零時
さて今日も君に会いに行こう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

妄想空想少年日記

おっかしいなこんなはずじゃなかったんだけど、なぜかストーカー少年のお話になってしまいました。
PVつけたいですね。

閲覧数:142

投稿日:2012/08/23 19:34:29

文字数:465文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • LuLu

    LuLu

    ご意見・ご感想

    月日の流れが面白いですね!ストーカーだとするならば恐らくこの少年はヤンデレでしょうな、でもピュアに読み取るとまたこれも味わいのある純粋さがお口の中にふわりと広がってとろけますね(*´`*)

    2012/08/25 21:41:27

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