♪ 街のネオン 映す雲から
  氷の針が 落ちてくる

  走る車の 白い光が
  歩いてる僕を 照らし出す



♪ 重いドア開く ことが出来ず
  肩を落として 引き返す

  傘も差せずに 僕はひとり
  夕暮れの街 歩き出す

♪ 頬伝う滴 雨で誤魔化して
  ビルの光を 見上げてる

  あの中で笑う 輝く人たち
  彼らは僕と 何が違ってるの


♪ 止まない雨 果てしない闇
  僕から 何もかもを奪う

  これから先 どうすればいい
  迷路に 閉じ込められた


♪ 空飛ぶ鳥が 羽を畳んで
  木陰で 冷たさに耐えてる

  これからはもう 何も要らない
  何にも 求めたりしない


♪ もう遊ぶ子どもはいない 雨の公園
  風に吹かれて 揺れるブランコ

  まだ止みそうに無い 冷たい雨が
  僕の体を 優しく包む


♪ 終わらない筈の闇 押しのけて
  新しい太陽が 顔を出す

  気がつけば あの雨も 降り止んで
  厚い雲が割れて 見える空



♪ 濡れていた鳥も いま羽を開いて
  朝の光を 浴びながら

  凍えてた夜を 忘れたみたいに
  力強く 高い空へ舞上がる



♪ こんな僕にも 出来るだろうか
  もいちど あの空を目指して

  スタートから やり直してみよう
  自分の 求めるものを


♪ あの日のこと 思い出してみよう
  どうして あの夢を目指した

  生まれ変わった 気持ちになって
  自分が 求める道を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夜の雨

夢に破れた男が、再び夢を目指す姿を描きました。

構成は「A、A−B−C、C、D、E、B、C、C」になっています。

気に入ってくださった方がいて、自由に曲を付けて下さったらうれしいです。
修正が必要な場合は、連絡をいただければ対応させていただきます。

どうぞよろしくお願いします。

閲覧数:109

投稿日:2020/02/15 21:22:35

文字数:643文字

カテゴリ:歌詞

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