[a]
ころころ転がる 僕の軽快な人生は
泣き虫さんを置いて進みだす
ティクタク、ティクタク
詰め込みすぎて 溢れたものは灰になって
底に何があるか忘れちゃった
ホワイト・ボックス
[b]
君が泣いて僕が笑う
ふわりふわり 世界が落ちるの
ハートは既に迷走中
[s]
何度も飲み込んで
空っぽにしてきた
僕という存在ごとなくなるなら
良いのかな
あんなに好きだった
物語は全部お終いにして
放り投げてゴミ箱にポイしよう
[2a]
じわじわ広がる 少し大きくなった君の
強がりさんの裏で隠れんぼ
グッバイ、グッバイ
押さえ込んだら 見事に溶けて消えちゃった
チョコみたいに甘くなんてないわ
ホワイト・ボックス
[2b]
朝は笑い夜に泣くの
とくりとくり 世界が鳴り出す
フェイクは実は得意技です
[2s]
一度も言えないで
吐くのを躊躇って
殻という脆いものに寄りかかり
夢を見る
怖くて壊した
ガラスみたく光るこの瞳じゃ
何も見えずいつまでもひとりぼっち
[c]
滑稽で冷たい
目の前の余裕が消えた
分かったよ 今気づいたんだ
「君は僕だ」(「僕は君だ」)
[3s]
君がもし世界を
変えたいと望むなら
僕が救い出しに行くから
そこで待ってて
こんなにも遠くて
近いところにあった何よりのもの
箱を照らし花を咲かそう
純粋な君が好き
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