自転車2人乗りして
急な坂道を上る
君と別れるまで10メートル
制服が汗で濡れるのは
きっと暑さのせいだよね

向日葵が咲いてる
一緒に迎える最後の夏
梅雨なんか空は忘れて
意地悪に太陽が輝く
「また逢える」と信じながら
子供の僕にサヨナラ

外見はオトナだって
まだ子供だった夏
そっと君にキスして
子供な君にサヨナラ

後ろにあった体温は
今は手が届かなくて
苦しくて涙も出なかった
あの時の僕は子供で
きっと君を悲しませてた

向日葵が咲いてる
一緒に迎える最後の夏
梅雨なんか空は忘れて
意地悪に汗をかかせる
「また逢える」と振り返らずに
子供な今日に　サヨナラ

考えはオトナでも
まだ子供だった夏
そっと空に手を振り
またね　君にサヨナラ

きっとまた恋をして
また此処で夏を迎え
隣にいるのは君じゃないけど
「忘れない」　過去にサヨナラ