群青色に広がる青空
少し濁った川面のさざ波
気怠い空気の朝の通学路
無邪気に笑う君の横顔
恋なんかじゃないと 呟いてみた
止まらない時間に 心がゆれる
避けられない別れ そっと隠した
この星をまわしてる
大きな大きな奇跡
君と巡り逢えた
ちっぽけな奇跡
諦め俯いた日に
強く背中を叩いた
君のエール
モノクロの世界を変えた
雨上がり掛かる
虹のように
ふざけて始めた
キャッチボール
他愛なく笑う
放課後の教室
傘を並べた雨の季節
燕が告げる夏のおとずれ
君とすごす日々が 楽し過ぎて
移り行く季節を 夢中で駆けた
終わる日がくるのを 忘れたように
君と出会ったことで
思い出したのは笑顔
見失った未来
立向かう勇気
まっすぐに走ってくる
君の姿がまぶしい
夏空に
さよならと手を振った振り返らないで
進むために
夕焼け色映す涙
止めたくて肩を抱き寄せた
待っているとそれだけ囁く
言わない恋のかわりに
この星をまわしてる
大きな大きな奇跡
君と巡り逢えた
ちっぽけな奇跡
どんな辛い時間に
打ちのめされたとしても
忘れないよ
ひたむきに明日へ走る
君に負けないように生きていく
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