「誕生」って一種の不運だよね
天文学的な確率の中で
愛の形に溺れた2人によって
生まれてしまう

生んでくれなんて誰も頼んでない
僕の意思なんかそっちのけ
ほら 「生まれる」って言葉だって
受け身形だろう?

こうして生まれた僕たちは
この世の理不尽に押しつぶされて
苦しみのない遠いあの世に
ただ想いを馳せる
「生きろ」と言われ続けるほど
生きているのが馬鹿らしく思えて
風邪薬を全部飲み干して
旅立ってしまいたくなるんだ

大好きな人を亡くしたあの日
悲しみの裏に密かに芽生えたのは
この世の呪いからの解放を望む
嫉妬と羨望

生まれてよかったなんて思ってない
親のエゴに翻弄されて
ほら 言い返せない君だって
死んだ魚の目

こうして生きてる僕たちは
願いも感情も抑圧されて
誕生という悲運を全部
消すことを夢見る
「死ぬな」と言われ続けるほど
死ねない僕がもどかしく思えて
ビルの屋上から弧を描き
潰れてしまいたくなるんだ

もし僕が死んだって
誰も僕のためには泣かないよね
陳腐な愛情ごっことか
もう飽きてしまったな
こんな僕に「僕」という役はできないや
ごめんね 演じきれなくて

こうして生まれた僕たちは
この世の理不尽に押しつぶされて
苦しみのない遠いあの世に
ただ想いを馳せる
「生きろ」と言われ続けるほど
生きる理由がわからなくなって
この首にロープを巻き付けて
全てを消し去りたくなるんだ

こんな僕だけれど来世は
生き抜く強さを持てたらいいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

passive birth

前に病んだときに勢いで書いたやつです。
ちょっと、いやかなり暗いので苦手な方は見ないことをおすすめします。

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閲覧数:112

投稿日:2024/03/01 21:04:24

文字数:633文字

カテゴリ:歌詞

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