A1
枯葉毛布
厚く敷いて
寒い朝に
抜け出した

夢の中で
咲いた桜
気長　気まま
待ちながら

B1
大好きな帽子
かぶったなら
散歩に転がろう
わずかなそよ風にも
流されてゆく
ぼくだけど

S1
今日の空が青いのは
上を向いてほしいから
どんぐりズム　ころころり
とまり　やすみ
それでいいさ


C1
つらい涙滲むかかとに
ころりこつりアプローチ
せいくらべをするみたいにね
過ごせる日来ればいいな


A2
街の景色
思い浮かべ
ヘビやハトと
語り合う

B2
甘い蜜こぼす
リンゴの実に
生まれてみたいけど
やっぱりここがいいな
深く優しい木々の中

S2
今日の空を見るわけは
こころの鈴揺れたから
どんぐりズム　ころころり
したいときに動けばいい


D1
歩くたび　広がる世界
巡らせる　どんぐりまなこ
一面の土のじゅうたん
落ちる種拾い集めて


E1
怒りたくなる日は
ころころ　ころころり
速度を二倍にして
夜空にほえる
ぼくなりに

S3
今日の空が青いのは
上を向いてほしいから
どんぐりズム　ころころり
とまり　やすみ
またにっこり

今日の空を見るわけは
こころの鈴揺れたから
どんぐりズム　ころころり　
したいときに始めてみよう



【譜割り・()は一音分】

A1
かれは
もうふ
あつく
しいて
さむい
あさに
ぬけだした

ゆめの
なかで
さいた
さくら
きなが
きまま
まちながら

B1
だいすきな
ぼうし
かぶったなら
さんぽに
ころがろう
わずかな
そよかぜにも
ながさ
れてゆく
ぼくだけど

S1
(きょ)うのそらが
あおいのは
うえをむいて
ほしいから
どんぐりずむ
ころころり
とまり
やすみ
それでいいさ


C1
つらいなみだ
にじむかかとに
ころりこつり
アプローチ
せいくらべを
するみたいにね
すごせるひ
くればいいな


A2
まちの
けしき
おもい
うかべ
ヘビや
ハトと
かたりあう

B2
あまいみつ
こぼす
りんごのみに
うまれて
みたいけど
やっぱり
ここがいいな
ふかく
やさしい
きぎのなか

S2
(きょ)うのそらを
みるわけは
こころのすず
ゆれたから
どんぐりずむ
ころころり
したい
ときに
うごけばいい


D1
あるくたび
ひろがるせかい
めぐらせる
どんぐりまなこ
いちめんの
つちの(じゅ)うたん
おちるたね
ひろいあつめ
て


E1
おこり
たくなるひは
ころころ
ころころり
そくどを
にばいにして
よぞらにほえる
ぼくなりに

S3
(きょ)うのそらが
あおいのは
うえをむいて
ほしいから
どんぐりずむ
ころころり
とまり
やすみ
またにっこり

(きょ)うのそらを
みるわけは
こころのすず
ゆれたから
どんぐりずむ
ころころり
したい
ときに
はじめてみ(よう)
.