都会で路を聞く人
誰も足を止めはしない
構う余裕がない世界で
僕も話しかけなかった

嫌いな人が居ないんじゃない
他人に興味がないだけ
目を隠して耳を覆って
知らなかったフリで

無機質で灰色の世界で
僕らは生きてるの
あなたは「そう怖くはない」って
平気で生きてるの

だって大人たちが僕らに
教えてくれたでしょ?
「それでいて世界は素晴らしい」って
頭ごなしに言うの

自分を失うのは
楽しいぜ、君はどうだい?
知らなかった自分に
なれるんだ、狂っているか?

すべての子供たちが
大人になれるわけじゃない
誰かの傷や痛みも
理解できないまま

他人を嘲笑えることが
強さだと思うの?
そんな風にはなりたくないって
僕は思ってるの

君は信じていたい物を
信じていればいいよ
世界は君が想像した
通りに作られるの

屋上に続く階段を上り
色相の薄い世界を覗く

歯並びの悪いビル群
汚い街の空気
きっと地獄に落ちると
話はしたけど
そんなの全部嘘で
本当はここが地獄
君と裸になれば
あっあって慰められるの?

どこまでも暗い路地を
歩いているような気分
秒読みで僕が消える手品
を見せてあげよう
死を救いに感じる?
いやまだちょっと怖い
それなら無理矢理恐怖に
打ち勝つことない
消えないでくれよ

こんな世界でもあなたが
そばに居てくれたから
確かに「そう怖くはない」って
信じていられるの

世界で一人だけでも
味方がいてくれるのなら
「それでいて世界は素晴らしい」って
少しは思えるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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閲覧数:109

投稿日:2019/02/24 03:15:02

文字数:648文字

カテゴリ:歌詞

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