閉めた窓から薄く聞こえる 道路工事の音
こんなことでも辛い気持ちが 紛れるものだね
拗らせた風邪 目覚めた昼下がり
重怠(おもだる)い部屋 冷蔵庫が遠い
君がいないこと 今が静か過ぎたら
僕は一人だと きっと理解り過ぎて
目の奥の頭痛は もっと続いていただろう
ふらりベッドを降りてカーテン 指で少し開けて
強く差し込む 急な光に 瞼を閉じたよ
冷蔵庫へと 向かって手を伸ばす
よく冷えた水 額に押し当てる
君のアドレスを 今も残す携帯
ぽつりテーブルに ほったらかしのまま
思わずの溜め息 ずっと続いてゆくのかな
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