静寂が時の流れを止め
行き場を失くした想い溢れ出すよ
降り出した雪は私の涙
果てしなく世界を包んでいく

その眼で その手で その指先で 手のひらで
その眼差しで 優しさで ああ
いつも守られていたのに
ねえ もっと素直になれたら
何か変わってたかな

空に舞い散る雪は白く
汚れなくただガラス細工のよう
音もなくすべて染めても
まだ好きなの
あなたの嘘を知っていても


いつの間にか眠りに落ちて
目覚めたら窓の外は白い世界
降り積もる雪は まっさらなままで
寂しげな街灯を浴びている

鼓動で 吐息で その声で その唇で
その体温で その愛で ああ
いつも包まれていたのに
ねえ もっとワガママきけたら
ずっと続いてたかな

空に舞い散るこの想いは
輪郭のないガラス細工のよう
幻よ すべて溶けても
まだ好きなの
あなたに嘘はつけないよ


そらに舞い散る雪の中で
あなたに告げた最後のことば
積もらない雪は滲んで消えてく
好きだよ
好きだよ でも
ああ

溶けて消えてく白い雪よ
連れ去っていけ 私の涙
もう二度と言えない聞けない
「      」
あなたの嘘は優しい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

white lie

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応募用

冬、恋人の心が自分から遠ざかっていくのを察知した女の子の
せつなさをイメージして書いてみました。

閲覧数:150

投稿日:2013/02/05 02:08:29

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

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