いつも君は一人 防波堤の上
波の生まれる先をずっと眺めていたんだ
「今見えてる景色、いつかはそう色褪せてくの」
何故だか君は強がりにも思える目をしていた
変わらずに続く平行線をただ辿ればいいと
疑うこともせず人はただ歩けばいいとさえ思ってた
僕らがずっと見ていた夏はいつもこんなに青い空
遠くの水平線 望む君の横顔が少し淋しげで・・・
残る夏の暑さも夜は少し紛れるかな
ふと見上げた夏夜空 手を伸ばせば届くような気がした
変わらずに続く平行線の外には何があるの?
君には多分見えていたんだろうな 星見上げながら思った
僕らがずっと見ていた夏とは違う高く昇る空
遠くの水平線 まだ見たこともないどこまでも続く未来へと駈け出した
「きっと大丈夫だよ」と
自分にだけ聞こえるように呟いた
君が見てた景色、色褪せずにいつまでも
僕らがずっと見ていた夏はいつもこんなに青い春
遠く遠くどこまでも続いてく君と僕の空は
僕らがずっと見ていた夏はいつもこんなに青い空
遠くの水平線 まだ見たこともない果てしなく続く未来へと駈け出した
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