ぱっと
花火が弾けた
8月の出来事
眩む視界の先の君に
私は落ちてしまったんだ
その時だけだった
君に出会ったのは
押し合いへし合いの
群衆の中で
君に見つけられて
私も見つけてしまって
誰かいる筈なのに誰も居ない空間に
二人だけ閉じ込められるような気がした
そこから
お互いのことを話して
花火に紛れ
そのまま二人別れたの
パッとそのまま消えてしまったのに
私はまだ熱を帯びているの
夢を見たんだ
夢だったのかな
そして願った
又二人で見られたらならいいのにな
花火のように
瞬間だった君には
もう二度と会えないな
でもああ逢いたいな
又逢えないかな
運命なんて言葉なんてないな
そのときに
君の手を放しちゃいけなかったんだ
でも ねえ
わざとなのかな
クラっとしてしまったのは
一時のものかな
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