昔々で始まる在り来りな物語
とは少し違う話を語りましょう
とある王族の元に生まれた女の子
可愛らしい産声で人を殺しました
ああ、なんと言うことでしょう
彼女の声は人を殺す呪い付きです
誰がかけたのかはわかりませんが
姫は口を封じられ薄暗い地下牢で過ごしました
少しずつ姫は大きくなっていき
芽生える感情からの逃走
普通の女の子として遊びたい
けれども友達みんな死にました
ああ、なんと言うことでしょう
友達を作ることすらできません
姫はただの犯罪者として捕まり
そして波に揺られて知らないお国で過ごしました
泣けず喋れず笑えずの日々に飽きた少女
逃げて時には戦いの日々が過ぎていく中で
一人の青年と出会いました
身振り手振りは通じないと知り
少女に一つの花を手渡しました
『私の初恋を貴方に捧げます』
そっと微笑む元王子様
ああ、なんと言うことでしょう
恋なんてできないと思っていたのに
呪いの声を持つ元お姫様は
耳の聞こえない元王子様と誰もいない知らない場所で
そっと静かに過ごしました
音疑話
作詞 カーコ(暁など)
最近もう誰が誰かわからなくなってきたので名前を統一するべきかしないべきか迷い中・・・。
愛音あたりはわかりやすいんだけども。
あ、一部の方、エラーでメッセ送れないためもう少しお待ちを。
コメント1
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ご意見・ご感想
三零
その他
これ絵本の読み聞かせみたいにしても良いですか?
曲化よりは絵本化という感じになってしまいますが
2014/07/16 17:06:15
湯島結代
おお?(゜ω゜ノ)ノ!
絵本化でも大丈夫ですよー(｀・ω・´)b
文字数などの変更も受け付けておりますので、必要があればお気軽にどうぞ。
2014/07/17 19:59:14