[C1]
帳落ちて宵闇に
浮かぶ月のその下で
仮初の姿抱きしめて
今宵心放て
[A1]
夜のまにまに 僕を隠して
記号重ねて着飾る
まやかしのような赤で本当の
微かな傷口を消して
[S1]
フリでもいい 狂えや狂え
素顔も忘れたまま 闇夜に身を任せて
もう戻れなくていいから
今だけ醒めない夢を見てたくて
[B1]
月明かりも消えそうな
虚飾の街に埋もれ息をする
この人混みに何でも
隠せる気がして 早くなる鼓動が
[C2]
帳落ちて宵闇に
浮かぶ月と踊りましょう
ほら 嫌われないように被った
仮面は捨てて行こう
[A2]
夜のまにまに僕を解けば
知らない願いが灯る
ひとつ捨て去り ひとつ生まれる
仮装の心が心地良い
[D]
浮世は哀の色
忘れて忘れて また思い出して溺れて
意味も知らないままで
いいから 夜行の宴を続けよう
[S3]
フリでもいい 狂えや狂え
素顔も忘れたまま 闇夜に身を任せて
もう戻れなくていいから
今だけ醒めない夢を見てたくて
いつもより長いんだと
信じたこの夜の終わりが見えたのなら
もういっそ全て夢のように消えて
しまえばいいのにな
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以下、ひらがな表記です。
※1 は→わ、を→お、づ→ず、を発音に合わせて変換してます
※2 きごう→きごお、ような→よおな・よーな、いこう→ゆこう・ゆこー、2文字1音などの発音はお任せします。
[C1]
とばりおちて よいやみに
うかぶつきの そのしたで
かりそめのすがた だきしめて
こよい こころはなて
[A1]
よるのまにまに ぼくおかくして
きごうかさねて きかざる
まやかしのような あかでほんとの
かすかな きずぐちおけして
[S1]
ふりでもいい くるえやくるえ
すがおも わすれたまま やみよに みおまかせて
もう もどれなくていいから
いまだけ さめないゆめお みてたくて
[B1]
つきあかりも きえそうな
きょしょくのまちに うもれいきおする
このひとごみになんでも
かくせるきがして はやくなるこどうが
[C2]
とばりおちて よいやみに
うかぶつきと おどりましょう
ほら きらわれないようにかぶった
かめんわ すてていこう
[A2]
よるのまにまに ぼくおほどけば
しらない ねがいがともる
ひとつすてさり ひとつうまれる
かそうのこころが ここちいい
[D]
うきよわ あいのいろ
わすれて わすれて またおもいだして おぼれて
いみもしらないままで
いいから やこうのうたげおつずけよう
[S3]
ふりでもいい くるえやくるえ
すがおも わすれたまま
やみよに みおまかせて
もう もどれなくていいから
いまだけ さめないゆめお みてたくて
いつもより ながいんだと
しんじた このよるのおわりがみえたのなら
もういっそ すべてゆめのようにきえて
しまえばいいのにな
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