A
すれ違う髪に触れたその時
僕と君は解(ホド)き直せなくなる
錆びついた両手できっと
相を求めていたんだろう

B
足りなくなる心の穴を埋める
喜怒哀楽に確かめられて
気づかれたくて垢だらけになったこの指を見ても
愛しいだけじゃ生きれますか?
愛しいだけと言い切れますか?
溶かす砂糖には夢など隠れてはない

サビ
そのまま紡いでいけたなら
重ねていけたなら
枯れたまんまの傘を差して共に歩こう
誰かが笑っても
誰かが憎んでも
黒かった私に希望を足して

笑って言えたなら
微かに聞こえるなら
誤っても謝ったら必ずセカイは変わる
何処かが廃れても
何時かが守られるまでずっと
「此処で待ってるから」

C
有象無象も森羅万象も
誰も裂けはしないこの感情
靉靆(アイタイ)がもっと霧がかるまで
傘を閉じず見えぬ先へ進んでく

B
有り余る心の血肉を千切る
これが正義と言われてさ
追いたくなくてクマだらけになったこの顔を見ても
大好きを活かせますか?
大好きと言い聞かせられますか?
溶け切らない砂糖を吐くまで混ぜた

これでも解かれないならば
別れずいれたなら
使えなくなった傘で私だけ濡れよう
あなたが嗤っても
あなたが裁いても
黒くなった私にさらに塗り重ね

笑って居れたなら
とにかく君と在るなら
苦しくても狂しくても多分セカイは変わる
何処かに戻れなくても
何時かが来なくてもずっと
「此処にいるべきでしょう?」


幸せを望んでた
二人だけを望んでた
間違っても価値があってもいつかセカイは壊れる
何処かが朽ち果てても
何時かを忘れてもきっと
貴方は私を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

歌詞「高嶺の悪魔」

高望みしすぎた恋の歌

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閲覧数:57

投稿日:2021/12/26 17:18:44

文字数:683文字

カテゴリ:歌詞

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