いつも見ていた
遠くも近くもない距離で
交わることは決してない
捻れた位置の私たち

歩いていける足があれば
或いは同じ言語(コトバ)があれば
二人は近付けただろうか?
ありもしない空想が膨らむだけ

あなたを想い続けることは
いけない事だとはわかっていても
加速度を上げ今胸を引き裂いて
溢れだす気持ちは止まらない

あなたの傍にいてみたい
あなたの声を聞いてみたい
あなたの隣で歩いてみたい
慣れない足でそっと近づく

幸せそうなその寝顔の
隣にあるのは望まぬ影
後ろ手に握り締めた刄
光を射すことはできなかった

あなたを想い続けることで
泡となり消えていく命であっても
消えてしまえば終わり方なんて
関係ないから

いつか朽ち果てる身
終わってしまえば皆同じ
輪廻の中を廻り続けるのであれば
一度くらいは違う終末を迎えても良いよね?

あなたを想い続けることで
泡となり消えていく命であっても
消えてしまえば終わり方なんて
関係ないから

あなたを想い続けることは
いけない事だとはわかっていても
加速度を上げ今胸を引き裂いて
溢れだす気持ちは偽れない

いつかまた輪廻の果てで巡り合えたなら
その時は同じ地面に脚を付けているように
そう願って私は眠ります

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

being bubble

題材は見てのとおり人魚姫です
叶わぬ願い、叶わぬ恋に悩まされ
最後は儚く消えてゆく少女の想い

うまく書けているかはわかりませぬが
お気に召したらお使いください
その際には是非お知らせくださいませ

閲覧数:46

投稿日:2009/02/23 13:12:55

文字数:532文字

カテゴリ:歌詞

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