…逢いたいのに。
私達は、逢うことは出来ない。
本当に…辛いよね……

「好きだよ」
って、言ってくれた君。
本気じゃないことくらい、分かってた。
けど、私は………

…―君のことが、好きだった。

自分の気持ちが分からなくなる時もあった。
すれ違いに、泣いた日もたくさんあった。
それでも、私は…

「君が好きなの…!」
この言葉を言いたかった。
たった一言。
「好き」って言葉。
なんで私は………―

―…言えなかったんだろう…?

強がって、聞いてないふりをした。
何事もなかったかのように、話を続けた。





……ねぇ。
私、本当はあの時…ちゃんと、聞こえてたんだよ…?
私も好きって言いたかったんだよ…?
けどね……

………君には、言っちゃいけないと思ったの。
私だって…好きだったんだけど……。




















君はもう、忘れてるかもしれないけれど。
あの時のことなんて、もう覚えてないかもしれないけど。
私は今も……
………君が好きです。
………君だけが好きです。




Still now, I think of you.
...Still now, only you.


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

強がらなければ…

実話の様なものですね…。
遠恋って辛くなりますし……

最後の英文は
「まだ君が好きです。
…まだ、君だけを好きです」

という意味です。

閲覧数:164

投稿日:2010/11/28 17:53:36

文字数:513文字

カテゴリ:小説

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