君の声、月夜の真ん中


傾きだす秤の上 
時世は虚ろな夏雨
明日醒めるその瞬間 
君は壊れたまま

空 水の音 月夜の真ん中
君の眼に映した景色のすべてが

忘れていた過去の中で
君の語る空想を聴く
波に沈む生けぬ記憶
指に巻いた糸は

赤 辿りて つながる運命
君の名を叫んだ遥かなあの日に

もう 動かぬ 体を震わせ
抱きしめた流れる涙は幻

声無き鳥が降り立つ止り木にて
手を振る、靡いた髪が心捉え

もう 動かぬ 体を震わせ
抱きしめた流れる涙は幻

空 水の音 月夜の真ん中
君の眼に映した景色のすべてが

今 消えゆく 世界の真ん中
君の手を掴んで帰りしあの場所

もう 忘れて しまった
あなたのやさしさと 
感じた本当のぬくもり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君の声、月夜の真ん中

表題曲の歌詞です。

閲覧数:102

投稿日:2009/09/14 23:42:39

文字数:324文字

カテゴリ:歌詞

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