凍えるような青空の下で
地面蹴る音はやけに乾いてた
霜焼け気味のこの小さな手
もう忘れるの あなたの体温
でたらめに 走りだした
「もう、振り向きたくないの」
優しさが 胸を刺す前に
ぷつり 切れる音が聞こえた
指切りをした 小指が痛い
もう見えないフリ あなたとの未来
次に逢うときは笑えたらいいね
涙は凍った 哀しみのかたち
解ける頃には 癒えているかな
あてどない夢を編んで
「ねぇ、傍にいたかった」
言えなくて 自分で砕いた
ぷつり 終わる音が聞こえた
交わした言葉が足を掴むけど
まだ知らないフリ 傷ついたこと
気付いちゃいけない 甘えてしまうから
「すきだよ」 ただ一言ほしかった
きっと繋がれたのに わたしたち
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