夜風をなぞり
探した答え
草原に僕は
立ち尽くす

近道ばかり
探して迷い
どこにも行けず
泣いた君

そんな二人が
すれ違う時
西の夜空に
見つけたんだ

一番星ほら
ただ一つ
輝いてさ嗚呼
呼んでいるよ
囁くイエローで

真っ赤に燃えた
太陽より
明日を待つ
星のように
僕はなりたい

背中を合わせ
星屑数え
消された標(しるべ)
つないだ

戯言ばかり
紡いで捨てた
僕らの道を
教えて

どんな二人が
刻んだのだろうか
公園の木に
見つけたんだ

1回きりのほら
約束を
絶対！なんてねぇ
笑い合ってさ

真っ赤な嘘は
ペンキ塗った
夕焼けの空
星を探そう

一番星ほら
ただ一つ
輝いてさ嗚呼
呼んでいるよ

真っ赤に染まる
僕たちは
明日を待つ
一番星