レン「ぬをっ!」

痛い。

レン「たっっちょと待っ!」

レン「おおっ!?」

レン「はぅ!」

  ドサッ

たったったった。

行ってしまった。リンが。

レン「よっと。」

倒れた体を起こす。

ええ、俺が悪いです。全部俺が。

「みかんジュース・・ほんとはまだ残ってんだけどなぁ。少しだけど・・」

こうなったのは俺がリンと半分こにしようと思ってたみかんジュースを大半飲んでしまったからなったんだ。

いや、あれほど飲んでしまうとは・・

どうしよう・・とりあえず・・誤ろう・・

しかし、今時ジュースで怒る奴が・・いやいや・・非は俺にあるんだ。
早いところ誤ろう。

たったったった・・・・

そう俺はリンの部屋の前まで急ぐ。

・・・

ヤベッ、なにを言おうか・・

リン「な、何よ・・」

  ビクッ

レン「え、ああ、あえあ、え~と・・」

な、何を言えば・・・

レン「ああ、開けるぞ。」

リン「・・・」

返事がないっと。

  ガチャッ

ドアを開けるとベッドの上に後ろを向いたリンがいた。泣いてない・・よかった。

レン「あの~リンさん?」

リン「なに?」

ふてくされてる・・

レン「すいませんでし・・た。」

リン「いい・・気にしてないから。」

嘘付けよ・・

レン「ジュース。ちょっと残ってるから。飲めよ。」

  トンッ

リン「いらない。レンが飲めば?」

レン「いや、そういう訳には・・」

リン「・・・・・・」

レン「・・・・・・」

3分後。リンはニヤつき始めた。何だとッ

リン「ちょっと残ってるって言ったよねぇ」

レン「はい。言いましたが・・と、言うより此処にあります。」

また、変なこと言い出すんじゃ・・

リン「口移ししなさい!」

・・・ん?ああ。

リン「く、口移しでみかんジュース飲ませなさいって言ってるのよぉ!」

顔赤くしながら怒って笑ってる・・ヤベ。もう死んでもいい。

レン「ん。いいの?」

リン「いいから早くしなさい。ば、罰ゲームよ。そう!罰ゲーム!ほら、早く!」

レン「わ、わかったよ。叩くなって。」

ほんと変な事しか思いつかないんだなぁコイツは・・・

(ん、ちょっと待てよ。口移し=キスって事でいいのか?
それでいいのかリンさん?
ほんとにやるぞ?いいのか?ぶチュッといくぞ?)

そう机に置いていたジュースを飲む。

リンは顔真っ赤。俺も顔真っ赤。

リンの顔が近くなっていくにつれて目を閉じる。







うん。少しこぼした。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

みかんジュース双子/ヤギ師匠

ここだけの話。

前回の続きです。

閲覧数:569

投稿日:2009/04/11 23:24:58

文字数:1,063文字

カテゴリ:小説

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  • やぎ師匠

    やぎ師匠

    ご意見・ご感想

    しょーもない話を大げさにするのが私の楽しみなのですw
    ちなみに毎回性格変化しますwかも?
    ラブラブに変わりはないw
    コメントありがとうございまいた。

    2009/04/21 20:26:40

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