夏の時期にちょっと時期はずれ。
しかしそれもまた乙でしょう。

ダ・カーポ3のOPに感化されて作りました。
サビ前なんて全く語呂が合うという。笑

たまにはこういう作詞もいいでしょう。

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「ふたひら」

また会えるようにと願いを込めた
一年前の手紙 はじめの文字は
微かに揺れる滲んだペンが
またひとつ私を臆病にして

まだ何も伝えていない言葉を
思い返すように口にしてみれば
急に遮る風が邪魔して
本当の貴方に届かない

貴方がくれた結んだ夢に
二つ並んだ影が重なる
咲き散ることも意味があること
今なら少しわかるから

 この場所から見上げた
 桜の雨はきっと
 いつまでも変わらないと
 願っているから
 音も色も匂いも
 貴方がつけた傷も
 忘れない痛みさえも
 そのままでいいと

 春が舞う瞬間に
 笑顔が幸せに変えた
 ひとひらのコイ


その朝もあくびを隠して歩く
照らす光 思わず涙目になり
眩しいからと瞑ったそばで
またひとつ君の笑い声 響く

幼い胸が膨むほどに
貴方に会うの恥ずかしくって
か弱い糸を手繰りよせては
小指の先を見つめてた

 この季節を迎える
 桜の道はずっと
 いつまでも私達を
 見送っているから
 ここで出会えた事を
 思い出す一瞬に
 忘れてた小さすぎる
 約束の奇跡

「春が来る瞬間に
 会えたら幸せになれる」
 ふたひらのアイ


 それでも・・・

 この場所から見上げた
 桜の雨はきっと
 いつまでも変わらないと
 願っているから
 音も色も匂いも
 貴方がつけた傷も
 忘れない痛みさえも
 そのままでいいと

 春が舞う瞬間に
 笑顔が幸せに変えた
 ひとひらのコイ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

●ふたひら

久しぶりのオリジナルです。

閲覧数:273

投稿日:2013/07/09 00:30:36

文字数:737文字

カテゴリ:歌詞

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